平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問3
電気に関する基礎理論
電気抵抗に関する問題
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抵抗率ρ[Ω・m],直径D[mm],長さL[m]の導線の電気抵抗[Ω]を表す式は。
- イ4ρL/(πD²)×10⁶
- ロρL²/(πD²)×10⁶
- ハ4ρL/(πD)×10⁶
- ニ4ρL²/(πD)×10⁶
答えと解説
✓ これが正解イ4ρL/(πD²)×10⁶
解説
断面積は πD²/4 なので、R=4ρL/(πD²)×10⁶ です。
導線の電気抵抗は、抵抗率ρ[Ω・m]と長さ L[m]に比例し、断面積 A[m²]に反比例します。式にすると R=ρL÷A です。
導線の断面は円なので、直径 D から面積を求めます。直径がmmで与えられているので、mmをmに直すと D×10⁻³ m で、半径はその半分です。面積は A=π×(D×10⁻³÷2)²=πD²×10⁻⁶÷4 [m²] となります。
これを R=ρL÷A に入れると、R=ρL÷(πD²×10⁻⁶÷4)=4ρL÷(πD²)×10⁶ [Ω] になります。分母の10⁻⁶が分子へ移って10⁶になる点と、4が分子に来る点がポイントです。
見分け方は、長さ L は1乗、直径 D は面積になるので2乗で分母に入り、mmからmへの換算が10⁶になる、と確かめることです。
ほかの選択肢の解説
- ロρL²/(πD²)×10⁶:長さLが2乗になっているのが誤りです。導線の電気抵抗は長さに比例するので、長さを2倍にすれば抵抗も2倍になります。2乗にはならないので、この式は成り立ちません。
- ハ4ρL/(πD)×10⁶:分母の直径Dが1乗になっているのが誤りです。電流が通る断面の広さは円の面積で決まり、面積は直径の2乗に比例します。分母はDの2乗でなければならず、この式の形では単位も合いません。
- ニ4ρL²/(πD)×10⁶:長さが2乗で、分母の直径も1乗になっており、2か所が誤りです。電気抵抗は長さの1乗に比例し、断面積つまり直径の2乗に反比例するので、この式は正しい形ではありません。
出典:平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験 問3(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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