平成26年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問4
電気に関する基礎理論
抵抗率に関する問題
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電気抵抗R〔Ω〕、直径D〔mm〕、長さL〔m〕の導線の抵抗率〔Ω・m〕を表す式は。
- イπD²R/(4L×10⁶)
- ロπD²R/(L²×10⁶)
- ハπDR/(4L×10³)
- ニπDR/(4L²×10³)
答えと解説
✓ これが正解イπD²R/(4L×10⁶)
解説
断面積はπD²/4×10⁻⁶〔m²〕なので、ρ=πD²R/(4L×10⁶)です。
導線の抵抗は、材料で決まる抵抗率ρ、長さL、断面積Aによって、R=ρL÷A と表せます。これを変形すると、抵抗率は ρ=R×A÷L です。
断面は円なので、直径D〔mm〕なら半径はD÷2で、断面積は A=π×(D÷2)²=πD²÷4〔mm²〕です。抵抗率の単位は〔Ω・m〕なので、長さL〔m〕と面積を同じメートルの単位にそろえます。1〔mm〕=10⁻³〔m〕ですから、面積では1〔mm²〕=10⁻⁶〔m²〕となり、A=πD²÷4×10⁻⁶〔m²〕です。
これを代入すると ρ=R×πD²÷(4×10⁶)÷L=πD²R÷(4L×10⁶) となり、直径を2乗し、分母に4と10⁶と長さの1乗が並ぶ式が当てはまります。覚え方は、断面積は直径の2乗に比例、長さは1乗で割る、換算は面積なので10⁶です。
ほかの選択肢の解説
- ロπD²R/(L²×10⁶):分母が長さLの2乗になっており、さらに断面積の4(半径は直径の半分)も抜けています。抵抗率は ρ=RA÷L で、長さは1乗で割るので、この式は合いません。
- ハπDR/(4L×10³):直径Dが1乗のままで、円の面積に必要な2乗がありません。また、面積の換算には10⁶を使うのに10³としており、単位の整理も合いません。
- ニπDR/(4L²×10³):長さLを2乗している点と、直径Dを2乗していない点の両方が誤りです。R=ρL÷A から導かれる式では、Lは1乗、Dは2乗になります。
出典:平成26年度上期第二種電気工事士筆記試験 問4(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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