平成24年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問16
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
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- イ太い電線を曲げてくせをつけるのに用いる。
- ロ施工時の電線管の回転等すべり止めに用いる。
- ハ電線の支線として用いる。
- ニ架空線のたるみを調整するのに用いる。
答えと解説
✓ これが正解ニ架空線のたるみを調整するのに用いる。
解説
つかみ金具と巻取りの付いた工具は、架空線のたるみ調整用です。
写真の工具は、片方に橙色のつかみ金具があり、その先に短い鎖とワイヤがつながっています。さらにその先には、歯車と巻取り部を持つ金具と、黒い長いレバーが付いています。レバーを動かして巻取り部でワイヤを少しずつ引き寄せる構造で、つかみ金具で挟んだ線を引っ張って張り具合を調整します。
この引っ張って張りを整える働きは、空中に張った架空線のたるみを調整するのに使う用途にあたります。
他の用途は、写真の形と合いません。電線を曲げるくせ付けや、電線管の回転止め、支線としての使用には、つかみ金具、ワイヤ、歯車付きの巻取り部、レバーといった組合せは要りません。
覚え方は、つかんで巻き取って引っ張る工具は、たるみを取る、です。
ほかの選択肢の解説
- イ太い電線を曲げてくせをつけるのに用いる。:太い電線を曲げてくせをつける用途の工具は、曲げ加工のための形をしています。写真の工具は、つかみ金具とワイヤを巻き取る構造で、曲げるための形ではありません。
- ロ施工時の電線管の回転等すべり止めに用いる。:電線管の回転等すべり止めに使う工具は、管を押さえる構造のものです。写真には鎖とワイヤを巻き取る部分があり、管の回転止めに使う形には見えません。
- ハ電線の支線として用いる。:電線の支線として使うものは、電柱などを支えるワイヤ類を指します。写真の工具は、レバーと歯車で巻き取って線を引っ張る道具で、支線そのものではありません。
出典:平成24年度上期第二種電気工事士筆記試験 問16(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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