平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問17
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
工具に関する問題
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- イ太い電線を曲げてくせをつけるのに用いる。
- ロ施工時の電線管の回転等すべり止めに用いる。
- ハ電線の支線として用いる。
- ニ架空線のたるみを調整するのに用いる。
答えと解説
✓ これが正解ニ架空線のたるみを調整するのに用いる。
解説
つかみ金具と巻取りの柄があり、架空線のたるみ調整用です。
写真の工具は、橙色の部品が付いた銀色のつかみ金具(線をくわえる部分)と、細いワイヤを巻き取る歯車状の部分、長い黒色の柄でできています。柄を動かすとワイヤが巻き取られ、つかみ金具でくわえた線を引っぱれる構造です。
このような工具は、架空線(電柱の間に張る電線)の張り具合を調整するときに、線を引いてたるみを取るために使われます。張線器と呼ばれる工具です。
他の肢の用途は合いません。電線を曲げる用途の工具には曲げるための形が、電線管のすべり止めには管をつかむための形が必要ですが、写真には見当たりません。支線は電柱を支えるために張るワイヤそのもので、工具ではありません。
見分け方は、線をくわえる金具、ワイヤの巻取り、柄の組合せなら、引っぱって張りを調整する工具、と覚えることです。
ほかの選択肢の解説
- イ太い電線を曲げてくせをつけるのに用いる。:太い電線を曲げて癖をつける用途の工具は、電線を曲げるための形をしています。写真の工具は、金具で線をくわえ、ワイヤを巻き取って引っぱる構造で、電線を曲げる部分が見当たらないため、この用途ではありません。
- ロ施工時の電線管の回転等すべり止めに用いる。:電線管の回転やすべりを止める用途の工具は、管をしっかりくわえる構造のものです。写真の工具は巻取りのワイヤと柄で引っぱる構造で、管を押さえて回転を止める形ではないため、この用途には当てはまりません。
- ハ電線の支線として用いる。:支線は、電柱が傾かないように地面や別の柱との間に張るワイヤのことで、工具ではありません。写真は、金具・巻取り部・柄を備えた道具なので、ワイヤそのものを答える説明は、この写真には当てはまりません。
出典:平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験 問17(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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