平成23年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問3
電気に関する基礎理論
電力に関する問題
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消費電力が300〔W〕の電熱器を、2時間使用したときの発熱量〔kJ〕は。
〔注〕本問題の計算で√2、√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41、√3=1.73、π=3.14
- イ36
- ロ600
- ハ1 080
- ニ2 160
答えと解説
✓ これが正解ニ2 160
解説
300〔W〕×2〔h〕=0.6〔kW·h〕で、2 160〔kJ〕です。
電熱器は、消費した電力がすべて熱になるものとして扱います。発熱量〔J〕は、電力量と同じく 電力〔W〕×時間〔s〕で求めます。1〔W〕の電力を1秒間使ったときの発熱量が1〔J〕で、1〔W·h〕は3 600〔J〕、1〔kW·h〕は3 600〔kJ〕にあたります。
消費電力は300〔W〕、使用時間は2時間=7 200〔s〕なので、300×7 200=2 160 000〔J〕=2 160〔kJ〕です。別の道筋では、電力量が 0.3〔kW〕×2〔h〕=0.6〔kW·h〕で、これに3 600を掛けて 0.6×3 600=2 160〔kJ〕となり、同じ値になります。
誤答の600は電力量〔W·h〕の数字そのもの、1 080は1時間分の発熱量です。覚え方は、〔kW·h〕に3 600を掛けると〔kJ〕、時間の単位を秒に直し忘れない、です。
ほかの選択肢の解説
- イ36:36は、300〔W〕×2〔h〕から単位換算の正しい手順では出てきません。0.6〔kW·h〕に60を掛けると36になりますが、そのような換算はありません。1〔kW·h〕は3 600〔kJ〕です。
- ロ600:600は 300〔W〕×2〔h〕=600〔W·h〕の数字そのもので、単位が熱量〔kJ〕になっていません。1〔W·h〕は3 600〔J〕なので、〔J〕や〔kJ〕に直す換算が抜けています。
- ハ1 080:1 080〔kJ〕は 300〔W〕×3 600〔s〕、つまり1時間分の発熱量です。使用時間は2時間なので、その2倍の2 160〔kJ〕になります。時間を1時間として計算したときの値です。
出典:平成23年度上期第二種電気工事士筆記試験 問3(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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