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平成23年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問2

電気に関する基礎理論

電圧に関する問題

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図のような回路で、スイッチSを閉じたとき、a-b端子間の電圧〔V〕は。

〔注〕本問題の計算で√2、√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41、√3=1.73、π=3.14

100Vの直流電源の上側から、30Ωの抵抗を経て、30Ωの抵抗とスイッチSを並列にした部分に至り、その先の点から30Ωの抵抗を経て端子aに至る。並列部分の先の点と下側の線の間に30Ωの抵抗が接続され、下側の線は端子bに至る
答えと解説

✓ これが正解ハ50

解説

スイッチを閉じると上の抵抗が短絡され、a-b間は50〔V〕です。

スイッチSを閉じたときの電流の通り道をたどって、どの抵抗に電流が流れるかを確かめます。

Sを閉じると、上の30〔Ω〕の抵抗にスイッチが並列につながった形になります。スイッチは抵抗が無い(0〔Ω〕)ので、電流は抵抗ではなくスイッチ側を通り、この30〔Ω〕は短絡(両端がつながって電流が流れない状態)されます。また、端子aとbには何もつながっていない(開放)ので、右上の30〔Ω〕の抵抗には電流が流れず、その抵抗では電圧が下がりません。したがって、電源100〔V〕から見た回路は、電源側の30〔Ω〕と縦の30〔Ω〕の直列2本だけになります。

電流は 100/(30+30)=5/3〔A〕で、縦の30〔Ω〕の両端の電圧は 30×5/3=50〔V〕です。a-b間の電圧は、この縦の抵抗の電圧と等しいので50〔V〕です(電圧が等しい2本に半分ずつ分かれる、と考えて 100×30/60=50〔V〕としても同じです)。覚え方は、閉じたスイッチと並列の抵抗は短絡、開いた端子の先の抵抗は電圧降下なし、です。

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出典:平成23年度上期第二種電気工事士筆記試験 問2(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。

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