平成23年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問2
電気に関する基礎理論
電圧に関する問題
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- イ30
- ロ40
- ハ50
- ニ60
答えと解説
✓ これが正解ハ50
解説
スイッチを閉じると上の抵抗が短絡され、a-b間は50〔V〕です。
スイッチSを閉じたときの電流の通り道をたどって、どの抵抗に電流が流れるかを確かめます。
Sを閉じると、上の30〔Ω〕の抵抗にスイッチが並列につながった形になります。スイッチは抵抗が無い(0〔Ω〕)ので、電流は抵抗ではなくスイッチ側を通り、この30〔Ω〕は短絡(両端がつながって電流が流れない状態)されます。また、端子aとbには何もつながっていない(開放)ので、右上の30〔Ω〕の抵抗には電流が流れず、その抵抗では電圧が下がりません。したがって、電源100〔V〕から見た回路は、電源側の30〔Ω〕と縦の30〔Ω〕の直列2本だけになります。
電流は 100/(30+30)=5/3〔A〕で、縦の30〔Ω〕の両端の電圧は 30×5/3=50〔V〕です。a-b間の電圧は、この縦の抵抗の電圧と等しいので50〔V〕です(電圧が等しい2本に半分ずつ分かれる、と考えて 100×30/60=50〔V〕としても同じです)。覚え方は、閉じたスイッチと並列の抵抗は短絡、開いた端子の先の抵抗は電圧降下なし、です。
ほかの選択肢の解説
- イ30:30〔V〕になるには、縦の30〔Ω〕の両端が電源の3割にならなければなりません。しかし、電流の通る抵抗は30〔Ω〕と30〔Ω〕の2本で等しいので、電圧も半分ずつです。この肢の値は導けません。
- ロ40:40〔V〕は、スイッチの短絡を考えても、a側の抵抗を入れても導けません。スイッチを開いたままなら縦の抵抗の電圧は約33〔V〕で、閉じると50〔V〕になるので、40〔V〕にはなりません。
- ニ60:60〔V〕になるには、縦の30〔Ω〕が電源電圧の6割を受け持たなければなりません。直列の抵抗は30〔Ω〕と30〔Ω〕で等しいので、電圧は半分ずつの50〔V〕になり、60〔V〕は導けません。
出典:平成23年度上期第二種電気工事士筆記試験 問2(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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