令和3年度 秋期 午前 問67
経営戦略
バリューチェーンの説明
バリューチェーンの説明はどれか。
- ア企業活動を,五つの主活動と四つの支援活動に区分し,企業の競争優位の源泉を分析するフレームワーク
- イ企業の内部環境と外部環境を分析し,自社の強みと弱み,自社を取り巻く機会と脅威を整理し明確にする手法
- ウ財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長の四つの視点から企業を分析し,戦略マップを策定するフレームワーク
- エ商品やサービスを,誰に,何を,どのように提供するかを分析し,事業領域を明確にする手法
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✓ これが正解ア企業活動を,五つの主活動と四つの支援活動に区分し,企業の競争優位の源泉を分析するフレームワーク
解説
五つの主活動と四つの支援活動で分析します。
設問は、バリューチェーンの説明を四つの記述から選ばせています。四つはいずれも経営でよく使われる別々の枠組みの説明なので、見分けの軸は、それぞれの記述に埋め込まれた指紋のような語を拾えるか、という一点だけです。バリューチェーンは企業の活動を鎖のように並べ、どの活動で価値が生まれ、競争の優位がどこから来ているのかを見るための枠組みです。区分の仕方が決まっているのが特徴で、原材料の受け入れから製造、出荷、販売や広報、そして納めた後の対応へと続く五つの主活動と、それらを下から支える四つの支援活動に分けます。五と四という区分の数がそのまま指紋になるので、記述の中にその数が出ていれば、定義を思い出さなくても決められます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ企業の内部環境と外部環境を分析し,自社の…:企業の内部環境と外部環境を調べ、自社の強みと弱み、取り巻く機会と脅威を整理して明確にする手法の説明です。並べているのは置かれた環境の側面であって、価値を生む活動の連なりではありません。
- ウ財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と…:財務、顧客、内部のビジネスプロセス、学習と成長という四つの視点から企業を分析し、戦略マップを描く枠組みの説明です。視点が四つある点は紛らわしいものの、活動を区分する枠組みとは別物です。
- エ商品やサービスを,誰に,何を,どのように…:誰に何をどのように提供するかを分析し、事業領域を明確にする手法の説明です。決めているのは戦う場所そのものであり、社内の活動を並べてどこで価値が生まれているかを見る枠組みではありません。
この問題の用語
- 企業活動会社が利益を上げるために行う、いろいろな取組みの全体です。製品やサービスを作って売るほか、人や資金の管理、研究開発なども含みます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- 脅威情報資産に害を及ぼしうる出来事や行為のもと。弱点である脆弱性と結び付いたときに、実際の被害につながります。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問67
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問37:サイドチャネル攻撃に該当するもの(脅威)
- 令和6年度 秋期 午前 問68:アンゾフの成長マトリクスの説明(脅威)
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