令和5年度 北海道 午後 問52
医薬品の適正使用・安全対策
安全性情報受領確認書に関する問題
医薬品医療機器等法第68条の10第2項の規定に基づき、登録販売者が行う医薬品の副作用等報告に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品の副作用等によるものと疑われる健康被害の発生を知った場合において、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるときは、その旨を30日以内に報告しなければならない。
b 医薬品との因果関係が必ずしも明確でない場合であっても報告の対象となり得る。
c 医薬品の過量使用や誤用等によるものと思われる健康被害について、安全対策上必要があると認めるときは、報告がなされる必要がある。
d 報告者に対しては、安全性情報受領確認書が交付される。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 正
- 2誤 正 正 正
- 3正 誤 正 正
- 4正 正 誤 正
- 5正 正 正 誤
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✓ これが正解2誤 正 正 正
解説
b・c・dが正。報告の期限は定められておらず適宜速やかに
医薬品医療機器等法第68条の10第2項に基づく、医薬関係者による副作用等の報告(手引きの医薬品の適正使用・安全対策の章)で判断します。登録販売者も報告を行う医薬関係者に含まれます。
aは誤りです。報告期限は特に定められていませんが、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止する観点から、報告の必要性を認めた場合には適宜速やかに報告することとされています。30日以内という期限はありません。bは正しい記述です。医薬品との因果関係が必ずしも明確でない場合であっても、報告の対象となり得ます。cも正しく、医薬品の過量使用や誤用などによると思われる健康被害についても、安全対策上必要があると認めるときは報告がなされる必要があります。dも正しく、報告者に対しては安全性情報受領確認書が交付されます。
したがって、a誤・b正・c正・d正の組み合わせが正解です。迷ったら早めに報告する制度で、日数の期限で区切るものではない、と押さえておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 正 正:すべてを正としていますが、医薬関係者からの副作用等の報告には30日以内といった期限は定められていません。aは誤りです。
- 3正 誤 正 正:a を正、b を誤りとしています。報告に日数の期限はなくaは誤りで、因果関係がはっきりしない場合でも報告の対象になり得るのでbは正しいです。
- 4正 正 誤 正:a を正、c を誤りとしています。報告期限の定めはなくaは誤りで、過量使用や誤用による健康被害も必要に応じて報告するのでcは正しいです。
- 5正 正 正 誤:a を正、d を誤りとしています。期限の定めはなくaは誤りで、報告した人には安全性情報受領確認書が交付されるのでdは正しいです。
出典:令和5年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問52(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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