令和8年度 北海道 午後 問57
医薬品の適正使用・安全対策
ジフェンヒドラミン塩酸塩の問題
次のうち、一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目に、授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避ける旨が記載される主な成分・薬効群等として、正しいものの組み合わせはどれか。
a ウルソデオキシコール酸
b ジフェンヒドラミン塩酸塩
c ブロモバレリル尿素
d ダイオウ
- 1(a、b)
- 2(a、c)
- 3(b、d)
- 4(c、d)
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✓ これが正解3(b、d)
解説
bとdが正しい。乳児に昏睡(ジフェンヒドラミン)・下痢(ダイオウ)
手引き第5章の添付文書のしてはいけないこと(授乳中の人)の範囲で判断します。授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避ける旨が記載されるのは、成分が乳汁中に移行して乳児に影響を与えるおそれがあるものです。
aは当てはまりません。ウルソデオキシコール酸は胆汁の分泌を促す利胆成分で、授乳に関するこの注意の対象には挙げられていません。bは当てはまります。ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬など、ジフェンヒドラミン塩酸塩を含む医薬品は、乳児に昏睡を起こすおそれがあるため、授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けることとされています。cは当てはまりません。ブロモバレリル尿素は胎児障害の可能性があるため、妊婦又は妊娠していると思われる人について注意される成分で、授乳中の人に関するこの記載の対象ではありません。dは当てはまります。センノシドやダイオウを含む医薬品は、乳児に下痢を起こすおそれがあるため、授乳を避けることとされています。
したがって、bとdを選ぶ組み合わせが正解です。授乳中の注意は、乳児にどんな症状が出るか(ジフェンヒドラミンは昏睡、ダイオウは下痢)と組にして覚えましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1(a、b):aとbを選ぶ組み合わせですが、aが合いません。ウルソデオキシコール酸は授乳中の人に関するこの記載の対象ではありません。選ぶべきdが入っていない点も違います。
- 2(a、c):aとcを選ぶ組み合わせですが、aとcが合いません。ウルソデオキシコール酸は授乳中の人に関するこの記載の対象ではありません。ブロモバレリル尿素の注意は妊婦に関するもので、授乳中の人の記載の対象ではありません。選ぶべきbとdが入っていない点も違います。
- 4(c、d):cとdを選ぶ組み合わせですが、cが合いません。ブロモバレリル尿素の注意は妊婦に関するもので、授乳中の人の記載の対象ではありません。選ぶべきbが入っていない点も違います。
出典:令和8年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問57(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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