平成22年度 秋期 午前Ⅱ 問15
サービスマネジメントシステムの計画及び運用
システム運用にかかわる費用を,利用部門に公平に賦課するための制度はどれか。
- ア委託計算
- イ外部委託
- ウ課金
- エ標準原価
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✓ これが正解ウ課金
解説
システム運用の費用を利用部門へ公平に負担させる制度は課金です。
課金は、システム運用などにかかった費用を、サービスの利用量や利用の度合いに応じて利用部門に負担させる制度です。CPUの使用時間や印刷枚数、データ量など、利用の実績を測る基準を決めておけば、使った分に見合う費用を各部門に割り当てられます。利用部門にとってはコストの意識が高まり、むだな利用を抑える効果も期待できます。見分ける軸は、その制度が費用を利用部門へ割り当てる仕組みか、外部への業務の任せ方や原価の計算方法かです。利用に応じて費用を返す仕組みが課金だと覚えると、ほかの語と区別できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア委託計算:委託計算は、自社で行うべき計算処理を外部の計算センターなどに頼んで代わりに行ってもらう形態です。費用を払う側の業務の任せ方であり、社内の利用部門へ費用を割り当てる制度ではありません。
- イ外部委託:外部委託は、システムの運用や開発などの業務を社外の事業者に任せることです。業務の担い手を決める方法であり、かかった運用費用を利用部門の間で公平に分ける仕組みではありません。
- エ標準原価:標準原価は、製品などを作るときにかかるべき原価を、あらかじめ基準として定めたものです。原価管理の基準となる値であり、運用費用を利用部門へ賦課する制度そのものではありません。
この問題の用語
- 外部委託業務の一部または全部を、外部の専門的な企業へ任せることです。任せる範囲や品質、費用、責任の分担を、契約で取り決めます。
- システム運用作ったシステムを日々動かし、支えていく仕事のことをいいます。稼働の監視やバックアップ、障害への対応などを決めた手順で行います。
- 部門組織の中で、仕事の種類や担当ごとに分けられたまとまりです。専門ごとに分ける分け方と、製品や地域ごとに分ける分け方があります。
- 原価製品やサービスを作るためにかかった費用のことです。材料費、労務費、経費を合わせて、その期の製造費用として計算します。
出典:平成22年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問15
同じ用語が出る問題
- 令和元年度 秋期 午前Ⅱ 問13(部門)
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