平成21年度 秋期 午前Ⅱ 問2
サービスマネジメント
ITILに関する問題
ITIL v2における“ユーザ”又は“顧客”の説明のうち,適切なものはどれか。
- アIT運用の費用を負担する責任者は“ユーザ”である。
- イITサービスに対するサービス要求を決定する者は“ユーザ”である。
- ウITサービスを日々利用する者は“ユーザ”である。
- エサービスデスクを主な窓口として利用する者は“顧客”である。
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✓ これが正解ウITサービスを日々利用する者は“ユーザ”である。
解説
日々ITサービスを使う者がユーザ、費用負担と要求決定は顧客です。
ITIL v2 では、ITサービスにかかわる人を顧客とユーザに分けて考えます。見分ける軸は、そのサービスにお金を払い中身を決める立場か、実際に使う立場かです。顧客は、サービスの費用を負担し、どのようなサービスをどの水準で受けるかを決めて、サービス提供者と合意を結ぶ側です。ユーザは、業務の中で日々そのサービスを利用する人で、困ったときにはサービスデスクへ問い合わせます。ITサービスを日々利用する者をユーザと呼ぶ記述は、この区分と合っています。買って決めるのが顧客、使うのがユーザ、と二つを対にして覚えると取り違えません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アIT運用の費用を負担する責任者は“ユーザ…:IT運用の費用を負担する責任者は、サービスを受けるために対価を払う立場なので、顧客の側に当たります。ユーザは費用を負担する立場ではなく、サービスを使う立場として区別されます。
- イITサービスに対するサービス要求を決定す…:ITサービスにどのような要件を求めるかを決めるのは、サービス提供者と合意を結ぶ顧客の役目です。サービス要求を決定する者をユーザとする記述は、二つの立場を入れ替えています。
- エサービスデスクを主な窓口として利用する者…:サービスデスクを窓口として日常の問合せや依頼を持ち込むのは、サービスを実際に使っている人たちです。この立場はユーザに当たり、顧客と呼ぶ記述は区分を取り違えています。
この問題の用語
- サービスデスク利用者からの問合せや障害の連絡を、一つの窓口で受け付ける組織です。受けた内容を記録し、解決まで見届けたり担当部門へ引き継いだりします。
出典:平成21年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問2
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問8:サービスデスクに関する問題(サービスデスク)
- 平成29年度 秋期 午前Ⅱ 問5:エスカレーションに該当するもの(サービスデスク)
- 平成24年度 秋期 午前Ⅱ 問6:変更管理に関する問題(サービスデスク)
- 平成21年度 秋期 午前Ⅱ 問6:サービスデスクに関する問題(サービスデスク)
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