企業活動|平成27年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問25
次の業務プロセスをDFDで表現したものはどれか。
〔業務プロセス〕
1. 日々の業務において社内各部で発生した伝票を経理担当者が伝票つづりにファイリングする。
2. 決算作業開始時に,ファイリングされた伝票を決算担当者と検算担当者が別々に集計し,両者の結果を照合する。
〔選択肢の図〕(原典は4つのDFDを図で示しています。DFDでは円=プロセス(処理),上下2本の線=データストア(蓄積),矢印=データの流れです。以下は各図の形を書き起こしたものです)
- ✓ これが正解円「伝票をファイリング」→ 2本線「伝票つづり」→ 円「検算担当者が伝票を集計」と円「決算担当者が伝票を集計」の2つへ分かれ → どちらも円「集計結果を照合」へ
- 円「決算担当者が伝票を集計」→ 2本線「伝票をファイリング」→ 円「検算担当者が伝票を集計」→ 円「集計結果を照合」と円「伝票つづり」へ
- 円「決算担当者が伝票を集計」と 2本線「検算担当者が伝票を集計」→ 円「集計結果を照合」→ 円「伝票つづり」→ 円「伝票をファイリング」
- 円「決算担当者が伝票を集計」と円「検算担当者が伝票を集計」→ 2本線「集計結果を照合」→ 円「伝票つづり」と円「伝票をファイリング」
解説
二本の線はためておく場所で、丸のほうが処理にあたります。
DFDはデータの流れを描く図です。丸は処理を、二本の線はためておく場所を表します。設問の業務は、伝票をつづってしまっておき、それを二人が別々に集計して、最後に二つの結果を突き合わせる順になっています。ですから、しまう処理の後ろにためておく場所が来て、そこから二つの集計へ分かれ、二つが一つの照合へ合流する形を探します。分かれてから合流する形は、四つのうち一つだけです。この図に使う記号は四つです。作業を表す丸、たまり場を表す二本の線、外の相手を表す四角、そして向きを表す矢印になります。本番では、まず設問の文を動詞で切って順に並べ、次に矢印の向きだけを目で追います。記号の形から先に見ると、四つの図が似て見えて迷います。向きから入れば、早く落ちます。分かれるか合流するかも、向きの話です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ためておく場所の位置が違う形です。しまう処理のすぐ後ろに来るはずのものが、集計の途中に挟まっています。しまう前に集計する順の業務なら、この並びが正しい図になります。設問の文を動詞で切って、順を先に決めます。
- 人が行う集計を、ためておく場所の記号で描いてしまった形です。二本の線は処理ではありません。二本の線が置かれた場所を、そのまま額面どおりに読むと、この図は人の作業を保管に読み替えたことになります。記号の意味から確かめます。
- 突き合わせる作業を、ためておく場所の記号にした形です。照合は人が行う処理なので、丸で描かれます。照合の結果をしまっておく業務なら、二本の線がそこに来ます。ただし設問は、突き合わせたうえでつづるまでを述べています。
この問題に関係する言葉
- DFD
- BPMN
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問25
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