ITパスポート 平成26年度 春期 特別措置試験 問41
サービスマネジメント
可用性に関する記述
システムの能力や品質をあらわすものとして,可用性,性能,データの一貫性,保守性などがある。可用性に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア 関連するデータを整合性のある状態に保つこと
- イ システムに指示を与えてから結果が得られるまでの時間
- ウ システムに障害が発生しても,機能を利用できる度合い
- エ プログラムの変更のしやすさの度合い
答えと解説
✓ これが正解ウ システムに障害が発生しても,機能を利用できる度合い
解説
設問の一文目が、そのまま答え合わせの表になっています。
設問は冒頭で四つの言葉を並べ、そのうち一つの意味を尋ねています。並んだ四語と四つの肢が、きれいに一対一で対応します。だから、肢を一つずつ四語のどれかに当てはめれば片づきます。障害が起きても使える度合いを述べた肢が、求められているものです。可用性は、使いたいときに使えるかを測る言葉になります。指示から結果までの時間を述べた肢は、速さの話です。関わり合うデータを整った状態に保つ話は、食い違いのなさを指します。手直しのしやすさを述べた肢は、直しやすさの話になります。測る式は、壊れずに動いた時間と直すのに要した時間から作ります。つまり上げる道は二つで、壊れにくくするか、早く直すかです。設問が用語を四つ並べたら、肢もそろっていると疑います。残る三つにも名前を付けておくと、次の回で設問側に回っても解けます。
ほかの選択肢の解説
- ア 関連するデータを整合性のある状態に保つこと:食い違いのない状態に保つと述べています。設問の冒頭に並んだ四語のうち、三つ目にあたります。帳簿と明細の数が合っているか、といった話です。食い違いのなさを問われたなら、こちらが答えになります。使えるかどうかとは別の性質です。
- イ システムに指示を与えてから結果が得られるまでの時間:指示を出してから結果が返るまでの時間を述べています。四語のうち二つ目、速さにあたる言葉です。待たされる長さを測るための指標になります。応答の速さを問われたなら、こちらが答えです。止まっているかどうかは見ていません。
- エ プログラムの変更のしやすさの度合い:組んだものの手直しのしやすさを述べています。四語のうち最後、直しやすさにあたる言葉です。手を入れる手間がどれだけ軽いかを測ります。直しやすさを問われたなら、こちらが答えになります。使える時間の長さとは無関係です。
関連用語
- 可用性使いたいときに情報や仕組みを使える状態が保たれていること。
- 一貫性トランザクションの前後で、データベースが整合性の取れた状態に保たれる性質です。
- 保守性出来上がって使われ始めた後に、直しやすいかどうかを表す品質特性です。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問41
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
関連問題
- 令和8年度 問77:
認証に 関する 問題 (可用性) - 令和8年度 問69:
正規化に 関する 問題 (一貫性) - 令和6年度 問50:
使用性に 関する 記述 (保守性) - 令和2年度 10月 (特別措置試験) 問64:
DBMSに 関する 問題 (一貫性) - 令和元年度 秋期 (特別措置試験) 問39:
共通 フレームに 関する 問題 (保守性)
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