ITパスポート 平成26年度 春期 特別措置試験 問17
法務
PLに関する問題
PL 法(製造物責任法)の保護の対象はどれか。
- ア 小売業者
- イ 消費者
- ウ メーカ
- エ 輸入業者
答えと解説
✓ これが正解イ 消費者
解説
守られる側を聞いているので、使う人のほうが答えです。
PL 法は、品物の欠陥で損害が起きたときの責任を定めた法律です。責を負うのは、その品を作った側や外から持ち込んだ側になります。では守られるのは誰かというと、その品を使う人です。設問は保護の対象を聞いているので、守られる側を選びます。作った側や持ち込んだ側は、義務を課される立場にあります。売るだけの立場は、原則としてこの責任を負いません。法律の問では、誰を守るのかと誰に義務を課すのかを分けて考えます。働く条件の法律であれば、守られるのは働く人のほうです。個人の情報を扱う法律なら、本人が守られる側に立ちます。同じ形で並べておくと、取り違えが減ります。この法律のもう一つの山は、落ち度を示さなくてよいところです。ふつうは相手に落ち度があったことを示す必要があります。ここでは欠陥の存在を示せば足ります。
ほかの選択肢の解説
- ア 小売業者:品物を売る側の立場にあたります。作ったわけでも、外から持ち込んだわけでもありません。だから原則として、この責任を負う側には入りません。売る側の義務を定めた法律を問われたなら、別のものになります。渡すだけの立場にとどまります。
- ウ メーカ:品物を作った側の立場です。欠陥があったときに責を負う、まさにその相手にあたります。守られる側ではなく、義務を課される側に立ちます。責任を負うのは誰かと問われたなら、こちらが答えになります。責を負う筆頭にあたります。
- エ 輸入業者:外から品物を持ち込んだ側の立場です。作った者と同じ扱いを受け、責を負うことになります。こちらも守られる側ではありません。海外の品で損害が出たときの相手を問われたなら、こちらです。責の重さは変わりません。
関連用語
- 製造物責任法製造または加工された動産の欠陥で被害が生じたときの、賠償の責任を扱う法律です。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問17
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