プロジェクトマネジメント|平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問88
〔中問A・ソフトウェアの開発作業〕〔マネジメント〕
前作業が終了していないことが原因で,作業Hの開始が1日遅れるという状況が発生した。遅れた原因と考えられるものとして,適切なものはどれか。
〔表1 Xソフト開発の作業(再掲)〕
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作業 日数 費用 前作業 作業 日数 費用 前作業
A 2 5 なし E 5 6 D
B 3 7 A F 2 5 A
C 4 4 B G 6 6 D, F
D 4 5 A H 7 12 C, E, G
```
- 作業Cの終了が3日遅れた。
- ✓ これが正解作業Cの終了が4日遅れた。
- 作業Fの終了が1日遅れた。
- 作業Fの終了が2日遅れた。
解説
余裕のある作業は、少しくらい遅れても後ろへ響きません。
最後の作業は、三つの前工程がそろうまで動けません。そろう日は、そのうち最も遅く片づくものが決めます。順に日を数えると、いちばん遅いのは12日目に終わる枝です。だから最後の作業は、その翌日から動き出します。ここを1日ずらしたいなら、三つのうちどれかを13日目まで押し出す必要があります。9日目に片づく枝なら、4日ぶん遅れてはじめて13日目に届きます。3日までの遅れは、待ち時間に吸い込まれて表面に現れません。別の枝は4日目に片づきますが、後ろの作業は6日目まで動けません。こちらには2日の余裕があるので、2日までの遅れは効きません。プロジェクトマネジメントでは、吸い込める幅を先に出します。幅を1日でも超えたときだけ、全体の終わりが動きます。どの枝がどれだけ余らせているかが、答えの分かれ目です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 9日目に終わる枝が3日ぶん押し出され、12日目に届いた場合を述べています。最も遅い枝とちょうど並ぶのはどれだけの遅れかと問われたなら、こちらが答えです。並んだだけでは追い越していないので、後ろの作業の開始日は動きません。
- 4日目に片づく枝が1日ぶん押し出され、5日目になった場合の話です。待ち時間の内側で収まる小さな遅れはどれかと問われたなら、こちらになります。後ろの作業はもう一方を6日目まで待つので、開始も終わりも変わりません。
- 同じ枝が2日ぶん押し出され、6日目に片づいた場合を述べたものです。吸い込める幅をちょうど使い切るのはどれかと問われたなら、こちらが答えです。待っている相手と同じ日に並ぶだけなので、まだ全体には響いてきません。
この問題に関係する言葉
- プロジェクトマネジメント期限のある一回限りの活動を目的どおりに終わらせるための管理。作業を分けて洗い出し、日程や費用や人の計画を立てて進めます。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問88
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