ITパスポート 平成23年度 秋期 問31
経営戦略
SFAに関する問題
営業活動の支援と管理強化を目的とした SFA システムの運用において,管理すべき情報として,最も適切なものはどれか。
- ア 顧客への訪問回数,商談進捗状況,取引状況などの情報
- イ 社員のスキル,研修受講履歴,業務目標と達成度などの情報
- ウ 商品の販売日時,販売個数,販売金額などの情報
- エ 製品の生産計画,構成部品とその所要数,在庫数などの情報
答えと解説
✓ これが正解ア 顧客への訪問回数,商談進捗状況,取引状況などの情報
解説
SFA は営業活動を支える仕組みなので、訪問や商談を管理します。
SFA は Sales Force Automation の略で、営業支援システムのことです。名の初めの二語は営業を表すので、扱うのは営業活動の動きそのものです。顧客への訪問回数や、商談の進捗状況が記録されます。取引状況も含めて、営業活動の足取りが見えます。そのため、これらの情報を挙げた選択肢が正解です。社員のスキルや研修受講履歴を挙げた選択肢は、人事管理システムの情報です。業務目標と達成度も、人事管理システムに記録されます。商品の販売日時・販売個数・販売金額は、POS システムの情報です。レジで読み取った値が、そのまま積み上がります。製品の生産計画・構成部品・在庫数は、MRP などの生産管理の情報です。三つとも、営業活動の動きを追う仕組みではありません。四つの選択肢が、四つの仕組みに一つずつ対応しています。シラバスも、SFA を業務の用語として挙げています。
ほかの選択肢の解説
- イ 社員のスキル,研修受講履歴,業務目標と達成度などの情報:社員のスキル、研修受講履歴、業務目標と達成度は、人事管理システムで管理する情報です。人を育てる筋道を描くうえで、確かに必要な仕組みです。ところが営業活動の動きを追ってはいません。管理する相手が人材です。
- ウ 商品の販売日時,販売個数,販売金額などの情報:商品の販売日時・販売個数・販売金額は、POS システムで管理する情報です。レジで読み取った値が、そのまま積み上がります。何がどれだけ売れたかを知るのに使われます。けれども訪問や商談の記録は残りません。
- エ 製品の生産計画,構成部品とその所要数,在庫数などの情報:製品の生産計画・構成部品・在庫数は、MRP などの生産管理で扱う情報です。必要な量を出して、生産計画へ反映します。生産の現場を回すうえで欠かせない仕組みです。ところが営業活動の管理とは別のものです。
関連用語
- SFA訪問の記録や商談の進み具合を営業担当者の間で共有する、営業支援の仕組みです。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問31
解説の最終確認:2026-10-22
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