令和7年度下期第二種電気工事士学科試験(電気技術者試験センター)問1
電気に関する基礎理論
合成抵抗に関する問題
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図のような回路で,端子a-b間の合成抵抗[Ω]は。
〔注〕本問題の計算で√2,√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41,√3=1.73,π=3.14
なお,選択肢が数値の場合は最も近い値を選びなさい。

- イ1
- ロ2
- ハ3
- ニ4
答えと解説
✓ これが正解ロ2
解説
合成抵抗は2 Ω。並列は積÷和、直列は足し算で内側から求める。
端子a-b間の合成抵抗は、並列と直列の合成を内側から順に進めて求めます。電気回路の計算の基本は、並列部分は逆数の和(2個なら積÷和)、直列部分は足し算、という2つです。
まず6 Ωと6 Ωの並列部分は、6×6÷(6+6)=3 Ωです。これに3 Ωの抵抗が直列につながるので、この経路の合計は3+3=6 Ωになります。次に、この6 Ωの経路と、上の段にある3 Ωの抵抗が並列になっているので、3×6÷(3+6)=18÷9=2 Ωとなります。
検算として逆数でも確かめます。1/3+1/6=2/6+1/6=3/6=1/2 なので、合成抵抗は2 Ωです。並列にすると、全体は最も小さい枝の抵抗より小さくなるため、3 Ω以上の値は選べません。 覚え方は、並列は積÷和、直列は足し算、内側から外へ順に、です。
ほかの選択肢の解説
- イ1:1 Ωになるのは、4個の抵抗3 Ω・6 Ω・6 Ω・3 Ωをすべて並列とみなし、1/3+1/6+1/6+1/3=1 と計算した場合です。実際は右下の3 Ωが6 Ω同士の並列部分に直列なので、この値にはなりません。
- ハ3:3 Ωは、6 Ω同士の並列部分だけの値です。直列の3 Ωを足し、さらに上段の3 Ωと並列にする手順が抜けています。上段の3 Ωと並列である以上、a-b間は3 Ωより小さくなるはずです。
- ニ4:4 Ωは3 Ωより大きい値です。a-b間には上段に3 Ωの抵抗が並列で入っているため、どの枝よりも抵抗が小さくなり、3 Ωを超えることはありません。この回路の合成抵抗としては大きすぎます。
出典:令和7年度下期第二種電気工事士学科試験 問1(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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