令和3年度上期第二種電気工事士筆記試験(午前)(電気技術者試験センター)問18
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
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- イ手動油圧式圧着器
- ロ手動油圧式カッタ
- ハノックアウトパンチャ(油圧式)
- ニ手動油圧式圧縮器
答えと解説
✓ これが正解イ手動油圧式圧着器
解説
頭部のくぼみで挟んで押しつぶす、手動油圧式圧着器です。
写真の工具は、黒い本体の左端に、半円形のくぼみが向かい合う金属の頭部があり、太い円筒形の胴部の上に可動のレバーが付き、右に握りの付いた長い柄が2本あります。くぼみの間に電線や端子を挟み、柄を使って油圧の力で押しつぶす構造です。
このように、向かい合うくぼみで挟んで圧力をかけて接続する工具は、圧着器の仲間です。太い電線の圧着端子などをつぶして電線に固定するときに使い、手で握る圧着ペンチでは力が足りない太さのものに、油圧の力で圧着します。
他の肢を比べます。手動油圧式カッタは、電線やケーブルを切る刃を頭部に持つ工具で、写真の頭部は刃ではなく半円形のくぼみです。ノックアウトパンチャ(油圧式)は、配電盤やボックスに丸い穴をあけるパンチで、頭部は円筒形のパンチとダイスを組み合わせた形です。写真の頭部はそれと違い、半円形のくぼみが向かい合っています。手動油圧式圧縮器は名前が紛らわしい選択肢ですが、正解は圧着器です。頭部の形とくぼみに注目して、挟んでつぶす工具と見分けます。
ほかの選択肢の解説
- ロ手動油圧式カッタ:手動油圧式カッタは、頭部に電線やケーブルを切るための刃を備えた工具です。写真の頭部は半円形のくぼみが向かい合う形で、切る工具の特徴ではありません。
- ハノックアウトパンチャ(油圧式):盤や箱の鉄板を打ち抜いて電線管を通す口を作る道具が、ノックアウトパンチャです。打ち抜き用の刃物の組を先端に付けて使うもので、写真の先端の向かい合うくぼみとは役目も形も合いません。
- ニ手動油圧式圧縮器:手動油圧式圧縮器は圧着器と名前が似ていて紛らわしい選択肢です。写真の頭部のくぼみで挟んでつぶす工具の名称として、この問の答えになっているのは圧着器のほうです。
出典:令和3年度上期第二種電気工事士筆記試験(午前) 問18(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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