平成30年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問5
電気に関する基礎理論
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- イ8.3
- ロ11.6
- ハ14.3
- ニ20.0
答えと解説
✓ これが正解ロ11.6
解説
相電圧115.6 Vを10 Ωで割って11.6 Aです。
三相3線式で負荷が星形(Y形)につながっているとき、1相分は、相電圧=線間電圧÷√3 を電源とする単相回路として扱えます。流れる線電流は、その1相の電流と同じです。星形とは、3つの負荷の片方の端を1点に集め、もう片方の端を3本の電線につなぐ結線です。
1相の負荷は抵抗8 Ωとリアクタンス6 Ωの直列なので、インピーダンスは Z=√(8²+6²)=√100=10 Ω です。相電圧は 200÷√3=200÷1.73≒115.6 V なので、電流は I=115.6÷10≒11.6 A となります。まとめて I=200÷(1.73×10)=200÷17.3≒11.56 と計算しても同じで、四捨五入すると11.6 Aです。
星形では、線間電圧を√3で割ってから1相分を計算する、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- イ8.3:8.3 Aは、200÷(1.73×14)=約8.26 Aで出る値です。ただし抵抗8 Ωとリアクタンス6 Ωを足した14 Ωをインピーダンスにしており、直角に合成する正しいZ=10 Ωと合いません。
- ハ14.3:14.3 Aは、200÷14=約14.29 Aで出る値です。線間電圧200 Vを1相にそのまま加え、抵抗とリアクタンスを足した14 Ωで割る形ですが、星形の1相にかかる電圧は線間電圧÷√3です。
- ニ20.0:20.0 Aは、線間電圧200 Vを1相のインピーダンス10 Ωで割った値です。星形の1相には200÷1.73≒115.6 Vしかかからないため、この割り算では電流が大きく出すぎます。
出典:平成30年度下期第二種電気工事士筆記試験 問5(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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![3φ3W電源の各線間電圧は200 V。3本の線にはそれぞれ8 Ωの抵抗と6 Ωのリアクタンス(コイルの記号)が直列に入り,1点で結ばれている(星形の結線の負荷)。各線を流れる電流がI[A]](/denko2/fig/2018h30s-q005-1.png)