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平成29年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問5

電気に関する基礎理論

全消費電力に関する問題

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図のような三相3 線式回路の全消費電力[kW]は。

〔注〕本問題の計算で√2,√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41,√3=1.73,π=3.14

3φ3W電源で各線間の電圧は200 V。三角形の結線の負荷の各辺に,6 Ωの抵抗と8 Ωのコイルが直列に接続されている
答えと解説

✓ これが正解ハ7.2

解説

1相のインピーダンス10 Ωで電流20 A、全消費電力は7.2 kWです。

三角形(デルタ)結線の負荷では、各辺に電源の線間電圧200 Vがそのまま加わります。各辺は抵抗6 Ωとコイル8 Ωの直列で、インピーダンス(交流での妨げる大きさ)は Z=√(6²+8²)=10 Ω です。

各辺に流れる電流は I=200÷10=20 A。電力を消費するのは抵抗だけで、コイルは電力を消費しません。1辺の消費電力は I²R=20²×6=2400 W です。3辺あるので、全消費電力は 2400×3=7200 W=7.2 kW となります。

別の方法では、力率(電圧と電流の位相のずれの割合)を cosθ=R/Z=6/10=0.6 として、1相分 200×20×0.6=2400 W を3倍しても7200 Wで一致します。

覚え方は、まず1辺の電圧・インピーダンス・電流を求めて抵抗分だけで I²R を計算し、最後に辺の数を掛けることです。

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出典:平成29年度下期第二種電気工事士筆記試験 問5(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。

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