平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問5
電気に関する基礎理論
三相3線式に関する問題
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- イ5.0
- ロ5.8
- ハ8.7
- ニ10.0
答えと解説
✓ これが正解ロ5.8
解説
相電圧200÷√3を20〔Ω〕で割り、約5.8〔A〕です。
Y結線の三相回路で、1相あたりの電圧(相電圧)が線間電圧の1/√3倍になる性質で判断します。電源の線間電圧は200〔V〕で、3つの20〔Ω〕の抵抗は中性点で結ばれたY結線です。
相電圧は200÷√3=200÷1.73=115.6〔V〕で、線電流は I=115.6÷20=5.78〔A〕、つまり約5.8〔A〕です。式一本で I=200÷(√3×20)=200÷34.6=5.78〔A〕とも書けます。Y結線では線電流と相電流が等しいので、この値が図のIです。
線間電圧200〔V〕をそのまま20〔Ω〕にかけると10.0〔A〕、200÷(20+20)とすると5.0〔A〕になりますが、どちらも相電圧を使っていません。覚え方は、Y結線の1相の電圧は線間電圧÷√3、です。
ほかの選択肢の解説
- イ5.0:5.0〔A〕は、200÷(20+20)のように、2つの抵抗だけを直列にした単相の計算に当たる値です。三相では3つの相が120度ずつずれて働くので、Y結線の1相には200÷√3がかかります。
- ハ8.7:8.7〔A〕は、この図の数値と式からは導けない値です。Y結線の線電流は電圧を√3で割って求める5.8〔A〕であり、8.7〔A〕になる計算の道筋は見当たりません。
- ニ10.0:10.0〔A〕は、200÷20として、線間電圧をそのまま1つの抵抗にかけた値です。Y結線で1つの抵抗にかかるのは相電圧(線間電圧の1/√3倍)なので、10〔A〕は大きすぎます。
出典:平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験 問5(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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