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平成26年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問5

電気に関する基礎理論

三相に関する問題

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図のような三相3線式回路の全消費電力〔kW〕は。

〔注〕本問題の計算で√2、√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41、√3=1.73、π=3.14

3φ3W電源の3つの端子(上・中・下)があり、上と中、中と下、上と下の間の電圧はそれぞれ200V。三角形に接続された負荷の各辺は6Ωの抵抗と8Ωのコイルの記号の直列。三角形の上の頂点は上の端子に、左下の頂点は中の端子に、右下の頂点は下の端子に接続されている
答えと解説

✓ これが正解ハ7.2

解説

1相10〔Ω〕で20〔A〕、3×20²×6=7200〔W〕=7.2〔kW〕です。

三角形(Δ)に接続した負荷では、各相の負荷に線間電圧がそのままかかります。1相は抵抗6〔Ω〕とリアクタンス8〔Ω〕の直列なので、インピーダンス(交流での抵抗に当たる大きさ)は √(6²+8²)=10〔Ω〕です。

1相の電流は 200÷10=20〔A〕です。電力を消費するのは抵抗だけなので、1相の消費電力は 20²×6=2400〔W〕、三相分で 2400×3=7200〔W〕=7.2〔kW〕になります。検算として、力率6÷10=0.6を使い、3×(200²÷10)×0.6=3×4000×0.6=7200〔W〕と、別の式でも同じ値になります。

誤答の値を見ると、Δ接続を星形(Y)と見て相電圧を200÷1.73としたり、抵抗でなくコイルの8〔Ω〕を使ったりすると別の値になります。覚え方は、Δは相電圧=線間電圧、電力は抵抗分だけで3×I²×Rです。

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出典:平成26年度上期第二種電気工事士筆記試験 問5(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。

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