平成26年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問5
電気に関する基礎理論
三相に関する問題
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- イ2.4
- ロ4.8
- ハ7.2
- ニ9.6
答えと解説
✓ これが正解ハ7.2
解説
1相10〔Ω〕で20〔A〕、3×20²×6=7200〔W〕=7.2〔kW〕です。
三角形(Δ)に接続した負荷では、各相の負荷に線間電圧がそのままかかります。1相は抵抗6〔Ω〕とリアクタンス8〔Ω〕の直列なので、インピーダンス(交流での抵抗に当たる大きさ)は √(6²+8²)=10〔Ω〕です。
1相の電流は 200÷10=20〔A〕です。電力を消費するのは抵抗だけなので、1相の消費電力は 20²×6=2400〔W〕、三相分で 2400×3=7200〔W〕=7.2〔kW〕になります。検算として、力率6÷10=0.6を使い、3×(200²÷10)×0.6=3×4000×0.6=7200〔W〕と、別の式でも同じ値になります。
誤答の値を見ると、Δ接続を星形(Y)と見て相電圧を200÷1.73としたり、抵抗でなくコイルの8〔Ω〕を使ったりすると別の値になります。覚え方は、Δは相電圧=線間電圧、電力は抵抗分だけで3×I²×Rです。
ほかの選択肢の解説
- イ2.4:2.4〔kW〕は、Δ接続の負荷を星形とみなし、各相の電圧を200〔V〕の1.73分の1として計算したときの値と一致します。この図は三角形接続なので、相電圧は200〔V〕です。
- ロ4.8:4.8〔kW〕は、図の抵抗6〔Ω〕と電流20〔A〕からは、3相ぶんの電力として導けない値です。3相の全消費電力は、1相の2400〔W〕を3つ分足す必要があります。
- ニ9.6:9.6〔kW〕は、3×20²×8の計算と一致します。電力を消費するのは抵抗の6〔Ω〕で、コイルの8〔Ω〕は電力を消費しないので、8を使うのは誤りです。
出典:平成26年度上期第二種電気工事士筆記試験 問5(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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