平成21年度第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問6
配電理論及び配線設計
単相2線式に関する問題
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図のような単相2線式回路において、c-c′間の電圧が100〔V〕のとき、a-a′間の電圧〔V〕は。ただし、rは電線の電気抵抗〔Ω〕とする。
〔注〕本問題の計算で√2、√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41、√3=1.73、π=3.14

- イ102
- ロ103
- ハ104
- ニ105
答えと解説
✓ これが正解ニ105
解説
a-a′間の電圧は105 Vです。
単相2線式では、電流は行きの線と帰りの線の両方を流れるので、電圧降下は線1本分の2倍で考えます。この図では、1区間の行きと帰りの線の抵抗はそれぞれ 0.1 Ω なので、往復で 0.2 Ω です。
c 側から順に求めます。c-c′ の負荷に 10 A が流れ、b から c までの往復の電線抵抗が 0.2 Ω なので、電圧降下は 10×0.2=2 V、b-b′ 間の電圧は 100+2=102 V です。
次に、a から b までの区間には、b-b′ の負荷の 5 A と c 側へ向かう 10 A の合計 15 A が流れます。往復の電線抵抗は同じ 0.2 Ω なので、電圧降下は 15×0.2=3 V です。よって a-a′ 間の電圧は 102+3=105 V です。
覚え方は、電源側ほど流れる電流が増えるので、負荷の端から区間ごとに電圧降下を足していく、です。
ほかの選択肢の解説
- イ102:102 V は b-b′ 間の電圧です。c 側の 10 A による 2 V の電圧降下だけを足した値で、a-a′ までには、さらに 15 A が流れる区間の 3 V の電圧降下が加わります。
- ロ103:103 V は、100 V に a-b 間の 3 V の降下だけを足した値になります。b-c 間で 10 A が流れて生じる 2 V を数えておらず、電圧降下を2区間とも足す必要があります。
- ハ104:104 V になる足し方は、この回路の電流と抵抗からは導けません。各区間の電圧降下は 2 V と 3 V の2つだけで、100 V に足すと 105 V になります。
出典:平成21年度第二種電気工事士筆記試験 問6(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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