2019年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問6
配電理論及び配線設計
単相2線式に関する問題
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図のような単相2線式回路において,c-c′間の電圧が100 Vのとき,a-a′間の電圧[V]は。ただし,rは電線の電気抵抗[Ω]とする。
〔注〕本問題の計算で√2,√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41,√3=1.73,π=3.14
なお,選択肢が数値の場合は最も近い値を選びなさい。

- イ102
- ロ103
- ハ104
- ニ105
答えと解説
✓ これが正解ニ105
解説
2区間の電圧降下 2 Vと 3 Vを足して、105 Vです。
電線に電流が流れると、電線の抵抗で電圧が下がります。これが電圧降下です。単相2線式は行きと帰りの2本の電線があるので、電圧降下は往復の抵抗×電流で計算します。a-a′ の電圧は、負荷側の100 Vに各区間の電圧降下を足して求めます。
まず c-c′ から b-b′ まで。流れる電流は10 A、往復の電線の抵抗は 0.1×2=0.2 Ω なので、電圧降下は 0.2×10=2 V です。b-b′ の電圧は 100+2=102 V になります。
次に b-b′ から a-a′ まで。ここには b点の負荷5 Aと c点の負荷10 Aを合わせた15 Aが流れ、電圧降下は 0.2×15=3 V です。a-a′ の電圧は 102+3=105 V となります。
区間ごとに流れる電流が違う点に注意し、電源に近い区間ほど電流が大きいと考えます。
ほかの選択肢の解説
- イ102:102 Vは、c-c′ から b-b′ までの電圧降下2 Vだけを足した値です。b-b′ から a-a′ の区間にも15 Aが流れて電圧が下がるのに、その分を数えていません。
- ロ103:103 Vは、b-b′ から a-a′ の電圧降下3 Vだけを足した値です。負荷までの途中にある c側の区間でも2 V下がるため、2つの区間の降下を合計しないと答えにはなりません。
- ハ104:104 Vは、2つの区間とも10 Aが流れるとして 2 V+2 V を足した値です。電源に近い区間には b点の負荷5 Aも加わって15 Aが流れ、降下は3 Vになるので、合計は5 Vです。
出典:2019年度上期第二種電気工事士筆記試験 問6(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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