令和4年度 春期 午前 問63
システム戦略
BPOの説明
BPO の説明はどれか。
- ア災害や事故で被害を受けても,重要事業を中断させない,又は可能な限り中断期間を短くする仕組みを構築すること
- イ社内業務のうちコアビジネスでない事業に関わる業務の一部又は全部を,外部の専門的な企業に委託すること
- ウ製品の基準生産計画,部品表及び在庫情報を基に,資材の所要量と必要な時期を求め,これを基準に資材の手配,納入の管理を支援する生産管理手法のこと
- エプロジェクトを,戦略との適合性や費用対効果,リスクといった観点から評価を行い,情報化投資のバランスを管理し,最適化を図ること
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✓ これが正解イ社内業務のうちコアビジネスでない事業に関わる業務の一部又は全部を,外部の専門的な企業に委託すること
解説
業務を外部の専門企業に委託する説明です。
設問は、四通りの説明の中から、BPO にあたるものを選ばせています。BPO は英語の頭字語で、業務の一連の流れをまとめて社外へ出すことを指す語として知られています。ですから見分けの軸は、その説明が仕事を社外の相手に任せる話なのか、それとも社内で備えや資材や投資をやりくりする別の管理手法の話なのか、という一点だけです。正解は、社内業務のうちコアビジネスでない事業に関わる業務の一部又は全部を、外部の専門的な企業に委託することという説明です。自社の強みにあたる部分は手元に残し、それ以外を専門の相手に任せることで、限られた人手を本業へ振り向けられます。任せる範囲の切り分けが、この手法の要になります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア災害や事故で被害を受けても,重要事業を中…:災害や事故で被害を受けても、重要事業を中断させない、又は可能な限り中断期間を短くする仕組みを構築することという説明です。不測の事態に備えて事業を止めない話であり、仕事の担い手を社外に移す話ではありません。
- ウ製品の基準生産計画,部品表及び在庫情報を…:製品の基準生産計画、部品表及び在庫情報を基に、資材の所要量と必要な時期を求め、手配や納入の管理を支援する生産管理手法という説明です。工場の中で資材の量と時期を計算する仕組みであって、担い手の話ではありません。
- エプロジェクトを,戦略との適合性や費用対効…:プロジェクトを、戦略との適合性や費用対効果、リスクといった観点から評価を行い、情報化投資のバランスを管理し、最適化を図ることという説明です。どこに金を投じるかの組合せを整える話で、仕事を任せる相手の話とは別です。
この問題の用語
- BPO本業ではない社内業務を、まとめて外部の専門企業に任せること。アウトソーシングの一つの形で、本業に力を集中できます。
- プロジェクトある目的のために期間を決めて行う、一回限りの活動。決算処理のように同じ手順を繰り返す定常業務とは区別されます。
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問63
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