令和2年度 10月 午前 問48
開発技術
ソフトウェア保守で修正依頼を保守のタイプに分けるとき,次の a 〜 d に該当する保守のタイプの,適切な組合せはどれか。
〔保守のタイプ〕
修正依頼の分類
保守を行う時期 訂正 改良
潜在的な障害が顕在化する前 a b
問題が発見されたとき c -
環境の変化に合わせるとき - d
- アa: 完全化保守, b: 予防保守, c: 是正保守, d: 適応保守
- イa: 完全化保守, b: 予防保守, c: 適応保守, d: 是正保守
- ウa: 是正保守, b: 完全化保守, c: 予防保守, d: 適応保守
- エa: 予防保守, b: 完全化保守, c: 是正保守, d: 適応保守
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✓ これが正解エa: 予防保守, b: 完全化保守, c: 是正保守, d: 適応保守
解説
予防・完全化・是正・適応の並びが正解です。
この設問は、修正の依頼をいつ行うかと、訂正の方向で行うか改良の方向で行うかという二つの軸で、四つの保守の種類を組み合わせに当てはめる問いです。ですから、時期と方向の交点を一つずつ読み替えていきます。潜在の障害が表に出る前に訂正の方向で先手を打つのが a、同じく表に出る前に改良の方向で仕上げを高めるのが b、実際に問題が見つかったときに事後で訂正の方向を取るのが c、外の環境が変わったときにそれに合わせて改良の方向を取るのが d、という並びです。読み解きの近道は、表に出る前を先手、見つかったあとを事後、環境の変化に合わせるのを適応と押さえて、訂正か改良かの縦軸と重ねることです。ですから、この順に沿った組合せが答えになります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アa: 完全化保守, b: 予防保守, c…:a を完全化保守、b を予防保守、c を是正保守、d を適応保守と並べています。表に出る前の訂正と改良の割り当てが縦軸で入れ替わっており、時期と方向の交点が正しく重なりません。
- イa: 完全化保守, b: 予防保守, c…:a を完全化保守、b を予防保守、c を適応保守、d を是正保守と並べています。表に出る前の訂正と改良が入れ替わっているうえに、事後の訂正と環境変化への改良も入れ替わっており、四つの交点がすべて要件に合いません。
- ウa: 是正保守, b: 完全化保守, c…:a を是正保守、b を完全化保守、c を予防保守、d を適応保守と並べています。先手の訂正と事後の訂正の割り当てが入れ替わっており、時期の軸を読み違えたときに出る形になっています。
この問題の用語
- 保守動いているシステムを使い続けられるように、点検や修正、更新を続ける作業です。障害の修正だけでなく、環境の変化に合わせた手直しも含みます。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問48
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