平成30年度 秋期 午前Ⅱ 問2
情報システム戦略
SOAの説明
SOAの説明はどれか。
- ア会計,人事,製造,購買,在庫管理,販売などの企業の業務プロセスを一元管理することによって,業務の効率化や経営資源の全体最適を図る手法
- イ企業の業務プロセス,システム化要求などのニーズと,ソフトウェアパッケージの機能性がどれだけ適合し,どれだけかい離しているかを分析する手法
- ウ業務プロセスの問題点を洗い出して,目標設定,実行,チェック,修正行動のマネジメントサイクルを適用し,継続的な改善を図る手法
- エ利用者の視点から業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって,業務プロセスとの対応付けや他ソフトウェアとの連携を容易にする手法
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✓ これが正解エ利用者の視点から業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって,業務プロセスとの対応付けや他ソフトウェアとの連携を容易にする手法
解説
業務システムの機能を独立した部品に分け、連携しやすくする手法です。
SOA(Service Oriented Architecture)は、業務システムの機能を、利用者から見て意味のある単位の部品(サービス)に分け、それらを組み合わせてシステムを作る考え方です。部品どうしは決められた方法で呼び出し合うので、業務プロセスの流れに合わせて部品を並べ替えたり、ほかのソフトウェアと連携させたりしやすくなります。業務が変わったときも、全体を作り直さずに必要な部品だけを入れ替えて対応しやすいことが利点です。見分ける軸は、システムの作り方を部品の組合せとしてとらえているかどうかです。業務の一元管理、パッケージとの適合度の分析、継続的な改善の仕組みは、いずれも別の手法の説明です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア会計,人事,製造,購買,在庫管理,販売な…:会計、人事、製造、購買、在庫管理、販売などの業務プロセスを一元管理し、経営資源の全体最適を図るのは、ERP の説明です。機能を独立した部品に分けて連携させる考え方とは違います。
- イ企業の業務プロセス,システム化要求などの…:業務のニーズとソフトウェアパッケージの機能がどれだけ合い、どれだけずれているかを分析するのは、パッケージ導入の前に行う適合度の分析です。システムを部品に分けて組み立てる考え方ではありません。
- ウ業務プロセスの問題点を洗い出して,目標設…:業務プロセスの問題点を洗い出し、目標設定から修正行動までのサイクルで継続的に改善するのは、BPM の説明です。業務の管理と改善の手法であり、システムの機能を部品化する考え方ではありません。
この問題の用語
- ERP会計や人事、生産といった社内の業務データを一つにまとめて管理するしくみです。部門ごとにばらばらだった情報を、全社で共有できます。
- BPM業務の進め方を分析し、設計・実行・改善を繰り返していく取組です。経営資源をまとめて管理するERPとは、見ている対象が違います。
- 会計お金の動きを記録し、まとめて報告する仕事のことをいいます。在庫の評価のしかたなど、決められた方法に従って計算します。
- 業務プロセス仕事の目的を果たすまでの一連の手順のこと。RPAなどを導入する前に、全体を見える形にして見直すことが大切とされます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- 改善悪いところを直して、より良い状態にすること。一度で終わらせず、計画・実行・評価・見直しを繰り返して続けるのが基本です。
出典:平成30年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問2
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問15:SoEに関する問題(業務プロセス)
- 令和4年度 春期 午前Ⅱ 問21(会計)
- 平成23年度 秋期 午前Ⅱ 問3:BIに関する問題(BPM)
- 平成22年度 秋期 午前Ⅱ 問14:SFAの説明(ERP)
- 平成21年度 秋期 午前Ⅱ 問17(ERP)
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