ITパスポート 令和2年度 10月 特別措置試験 問35
企業活動
フィンテックに関する問題
ある企業が,フィンテックを活用した新サービスを実現するためのプログラムを開発しようとしている。そこで,デザイナ,プログラマなどを集めてチームを編成し,数日を掛けて集中的にプログラム開発作業に取り組み,その成果を競い合うイベントを企画した。このようなイベントを表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア ウォークスルー
- イ ゲーミフィケーション
- ウ ハッカソン
- エ ブレーンストーミング
答えと解説
✓ これが正解ウ ハッカソン
解説
ハッカソンは、短期間で集中して作り、成果を競う催しです。
ハッカソンは、集まった人たちが数日ほどの限られた時間の中で、集中して作り上げ、その出来を競い合う催しです。名前は、作り込むことと、長い距離を走ることを表す語を組み合わせたもので、短い期間で走り切るという性格をよく表しています。設問のように、デザインを担う人と、プログラムを書く人が同じ場に集まって組を作ると、話し合いから形にするまでが速く進み、思いがけない着想も出てきます。フィンテックと呼ばれる、金融と技術を組み合わせた分野のように、まだ形の定まっていないところで試すのに向いています。残る三つは、成果物を持ち寄って調べ合う進め方、遊びの要素を持ち込む工夫、思いつきを数多く出す話し合いの方法で、いずれも競い合う催しの名前ではありません。よって最も適切なのはハッカソンということになります。
ほかの選択肢の解説
- ア ウォークスルー:ウォークスルーは、作った本人が中心となって、関わる人に内容を説明しながら、誤りや抜けがないかを調べていく進め方です。品質を確かめるための場であり、競い合う催しを指す言葉ではありません。調べるための場であり、競う場ではありません。
- イ ゲーミフィケーション:ゲーミフィケーションは、点数や順位といった遊びの要素を、遊びではない場に持ち込んで、続ける気持ちを引き出す工夫です。仕掛けの作り方についての言葉であり、催しそのものの名前ではありません。仕掛けの工夫であって、催しではありません。
- エ ブレーンストーミング:ブレーンストーミングは、批判をせずに思いつきを数多く出し合い、着想を広げるための話し合いの方法です。考えを出すための場であり、数日かけて作り上げて競うという催しではありません。出すのは考えのほうです。
関連用語
- ハッカソン決められた題を与えられた参加者が、短い期間に集まって集中して作り上げ、成果を競う催しです。
- ウォークスルーレビュー対象物の作成者が説明者となり、参加者と内容をたどっていくレビューです。
- ゲーミフィケーション点数や順位といった遊びの要素を、遊びではない場に持ち込む工夫です。
- ブレーンストーミング批判をせずに自由に案を出し合って発想を広げる会議のやり方です。
- 企画何のために作るのかを決め、進める形をまとめる最初の段階です。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問35
解説の最終確認:2026-08-30
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
関連問題
- 平成26年度 秋期 (特別措置試験) 問44
(ウォークスルー) - 令和8年度 問10:
ブレーンストーミングの 進め方 (ブレーンストーミング) - 令和8年度 問4
(ハッカソン) - 令和7年度 問9:
ハッカソンに 関する 記述 (ゲーミフィケーション) - 平成24年度 春期 (特別措置試験) 問50
(ウォークスルー)
同じ分野の問題
- 平成29年度 春期 特別措置試験 問32
- 平成26年度 秋期 特別措置試験 問11
- 令和2年度 10月 特別措置試験 問32
- 平成30年度 秋期 特別措置試験 問16
- 平成29年度 秋期 特別措置試験 問16
誤りを見つけたら報告する