システム開発技術|令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問36
納入されたソフトウェアの一連のテストの中で,開発を発注した利用者が主体となって実施するテストはどれか。
- ✓ これが正解受入れテスト
- 結合テスト
- システムテスト
- 単体テスト
解説
受入れテストは、発注した利用者の側が主体となって行います。
作ったものを確かめる試験は、小さい単位から順に広げていきます。まず部品ごとに調べるのが単体テスト、部品どうしをつないで調べるのが結合テストで、どちらも作る側が行います。次に、出来上がった全体が求めた働きを備えているかを調べるのがシステムテストで、これも作る側が行います。最後に、納められたものを、発注した側が自分たちの業務に照らして確かめるのが受入れテストです。ここで見るのは、注文したとおりのものかどうか、実際の仕事で使えるかどうかであり、主体になるのは利用者の側になります。ここを通ると引き渡しが済み、運用へ移ります。作る側が確かめる段と、注文した側が確かめる段は、目的が違います。誰が主体になるのかを段ごとに押さえると迷いません。よって当てはまるのは受入れテストということになります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 結合テストは、部品どうしをつないだときに、受け渡しがうまくいくかどうかを調べる段です。作る側が行うものであり、発注した利用者が主体となって実施する試験ではありません。行う側が作り手のほうになります。見ているのはつなぎ目です。
- システムテストは、出来上がった全体が、求めた働きや性能を備えているかを調べる段です。範囲は広くなりますが、これも作る側が行うので、主体は利用者の側にはありません。範囲は広くても、行う側は変わりません。主体は作り手のままです。
- 単体テストは、部品の一つ一つが、決めたとおりに動くかどうかを調べる段です。最も小さい単位を見るもので、作る側が行います。納めた後に利用者が行うものではありません。最も小さい単位を、作った本人が確かめます。
この問題に関係する言葉
- 受入れテスト発注した側が、頼んだとおりに出来ているかを確かめる最後の試験です。合格すれば引き取り、本番の業務で使い始めることになります。
- 結合テスト
- システムテスト作り上げたシステム全体が、求めたとおり動くかを確かめる試験です。例外や異常の場合も想定して行われているかが要点になります。
- 単体テスト
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問36
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