企業活動|令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問34
営業利益を求める計算式はどれか。
- ✓ これが正解(売上総利益)−(販売費及び一般管理費)
- (売上高)−(売上原価)
- (経常利益)+(特別利益)−(特別損失)
- (税引前当期純利益)−(法人税,住民税及び事業税)
解説
営業利益は、売上総利益から販売費と一般管理費を引きます。
損益計算書では、利益を段に分けて求めていきます。はじめに、売上高から売上原価を引いて売上総利益を出します。仕入れや製造にかかった分を差し引いた、粗い利益です。次に、そこから販売費及び一般管理費を引いたものが営業利益です。売るためにかかった費用や、会社を回すためにかかった費用まで差し引くので、本業でどれだけ稼げたかを表します。さらに、本業の外で生じた収益と費用を足し引きすると経常利益になり、そこに臨時のものを加減すると税引前当期純利益、最後に税金を引くと当期純利益になります。五つの段は上から順に並んでおり、後ろへ行くほど差し引く相手が増えます。どの段の利益を問われているのかを、引く相手で見分けると迷いません。よって営業利益を求めるのは、売上総利益から販売費及び一般管理費を引く式です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- これは売上総利益を求める式です。仕入れや製造にかかった分だけを差し引いた段なので、売るためや会社を回すためにかかった費用は、まだ引かれていません。売上総利益は、粗利とも呼ばれる段です。営業利益はその一つ後ろの段になります。
- これは税引前当期純利益を求める式です。臨時に生じた収益と損失を加減する段にあたるので、本業でどれだけ稼げたかを表す段よりも、かなり後ろに置かれています。経常利益のさらに後ろに置かれる段です。本業の成果を見る段から二つ離れています。
- これは当期純利益を求める式で、最も後ろの段にあたります。税金まで差し引いた後に残る利益なので、本業の成果を表す段とは、見ているものそのものが違います。引く相手が税金であり、いちばん後ろの段にあたります。
この問題に関係する言葉
- 営業利益
- 売上総利益売上高から売上原価を差し引いた利益で、もうけの元になる最初の段階の利益です。ここから販売費などを引いて、次の段階の利益を求めます。
- 経常利益
- 当期純利益
- 損益計算書
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問34
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