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プロジェクトマネジメント|平成29年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問43

ある企業におけるシステム開発プロジェクトの進捗に遅れが出始めている。遅れを解消させるために,プロジェクトリーダが,計画されていた作業手順の一部について省略することをプロジェクトメンバに提案した。プロジェクトメンバの意見は,やむを得ないという意見と品質が低下するので反対という意見に分かれた。プロジェクトの品質確保の観点から,プロジェクトリーダとして採るべき対応のうち,最も適切なものはどれか。

解説

品質が下がる心配に手を当てて、全員の合意をつくり直します。

遅れを取り戻すために手順の一部を省く案が出て、意見が二つに割れています。ここで問われているのは、品質を守る立場としてどう動くかです。省くこと自体は必ずしも誤りではありませんが、省けば品質が下がるという心配が出ている以上、その心配に対して具体的な手を用意しないまま進めることはできません。だから、下がりそうな品質をどう補うのかを検討し、その中身を示したうえで、あらためて全員の合意をつくります。合意は多数決や立場の強さで置き換えられるものではありません。反対した人の懸念こそが、見落としを教えてくれる材料になるからです。レビューの回数を残す、確認する範囲を絞るといった代案も、この検討から出てきます。合意をつくり直すのは、遅れを放っておくことではありません。足りるかを全員で確かめる順になります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

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出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問43

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