システム構成要素|平成28年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問60
同じ装置が複数接続されているシステム構成a〜cについて,稼働率が高い順に並べたものはどれか。ここで,—□— は装置を表し,並列に接続されている場合はいずれか一つの装置が動作していればよく,直列に接続されている場合は全ての装置が動作していなければならない。
〔図〕(原典の図を記述に書き起こしたものです。a は装置2つが直列に1列。b は装置1つが直列につながり,その先で装置2つが並列。c は装置3つが並列。)
- a,b,c
- b,a,c
- c,a,b
- ✓ これが正解c,b,a
解説
並列は足すほど強くなり、直列は足すほど弱くなる関係です。
数を当てはめる前に、つなぎ方の性質だけで順番は決まります。並列はどれか一つ動けばよいので、台数を足すほど止まりにくくなります。直列は全部そろって動く必要があるので、台数を足すほど止まりやすくなります。三つの構成をこの物差しで見ると、直列だけでできているものがいちばん弱く、並列だけでできているものがいちばん強くなります。残る一つは直列が一つ混じるのでその中間です。だから強い順は、並列だけ、混ざったもの、直列だけの順になります。確かめたければ一台あたりを九割として計算してもよく、それぞれ約〇・九九九、約〇・八九一、〇・八一となって同じ順に並びます。信頼性の向上を目的とした構成では、並列に増やすことが基本の手になります。順を並べる問題では、最後に向きを確かめます。強い順か弱い順かで答えが変わります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 弱い順にそのまま並べた形です。強い順にと問われているので、向きがちょうど逆になっています。三つの構成の性質を正しく捉えていても、最後に並べる向きで落とすことがあります。強い順にと問われている点を、見落とした形になります。
- 中間のものを先頭に置いた形です。直列が一つ混じっている以上、並列だけの構成より強くなることはありません。混ざった構成をどう位置づけるかで迷うと、この並びに落ちます。直列が一つでも混じれば、並列だけには勝てません。
- いちばん強いものを先頭に置くところまでは合っていますが、後ろの二つが入れ替わっています。直列だけの構成に並列を一つ足したものが中間なので、足せば強くなるという関係を使えば正せます。足せば強くなるという関係を使えば正せます。
この問題に関係する言葉
- 信頼性意図した動きと実際の結果が食い違わない度合い。情報セキュリティでは一貫しているという特性、機器ではRASISのRとして壊れにくさを指します。
- 稼働率使える状態だった時間が、全体のどれだけを占めるかを表す割合。約束した水準を守れたかどうかの物差しになります。
- システム構成
- デュプレックスシステム一方が処理をしている間、もう一方は待機している構成です。二組が同時に同じ処理をする形とは、区別されます。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問60
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