企業活動|平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問20
グリーンITの考え方に基づく取組みの事例として,適切なものはどれか。
- LEDの青色光による目の疲労を軽減するよう配慮したディスプレイを使用する。
- サーバ室の出入口にエアシャワー装置を設置する。
- 災害時に備えたバックアップシステムを構築する。
- ✓ これが正解資料の紙への印刷は制限して,PCのディスプレイによる閲覧に留めることを原則とする。
解説
その取組みで負担が軽くなる相手が、環境かどうかを見ます。
見分けるための問いは一つで足ります。その取組みによって軽くなるのは誰の負担か、と言い換えてみることです。目が楽になる、機器が守られる、災いのときに業務が続く。どれも大切ですが、軽くなる相手は人や機器や仕事のほうです。紙に刷るのをやめて画面で読むようにすれば、使う紙が減り、木という資源の使用も減ります。グリーンITが減らそうとしているのは、こちらの負担です。この考え方には二つの向きがあります。情報の機器そのものが使う電力を減らす向きと、情報の技術を使って別のところの負荷を減らす向きです。紙を減らす取組みは、後者のほうにあたります。どちらの向きなのかを言えるようにしておくと、似た事例が並んでも迷いません。費用の節約と結び付きやすいのも、この取組みが広がった理由の一つで、続けやすさにもつながります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 軽くなるのは目の疲れです。省電力の部品が出てきますが、配慮している相手は人の側にあります。長く画面に向かう人の負担を減らしたいと問われたなら、こちらが答えになります。光の色みを変えられる機能が備わることもあります。
- 減るのはほこりで、狙いは機器を守ることです。資源や電力の話にはなっていません。細かなちりや繊維くずを持ち込ませたくないと問われたなら、こちらです。機器の故障を防ぐための設備として、部屋の入口に置かれ、着ている物の表面を風で払います。
- 高まるのは災いのときの続けやすさです。設備が増える分、使う電力はむしろ増えます。止まっても業務を続けられるようにしたいと問われたなら、こちらです。どこまで戻せればよいか、どれだけの時間で戻すかを、先に決めておきます。
この問題に関係する言葉
- グリーンIT
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問20
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