平成23年度 秋期 午前 問75
企業活動
CIOの説明
CIO の説明はどれか。
- ア情報管理,情報システムの統括を含む戦略立案と執行を任務として設置した役員
- イ投資意思決定,資金調達,経理,財務報告を任務として設置した役員
- ウ複数のプロジェクトを一元的にマネジメントすることを任務として設置した組織
- エ要求されたシステム変更を承認又は却下することを任務として設置した組織
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✓ これが正解ア情報管理,情報システムの統括を含む戦略立案と執行を任務として設置した役員
解説
CIOは情報システムを統括する役員です。
会社の上層に置かれる立場は、受け持つ分野で呼び分けられます。CIOは、そのうち情報を受け持つ側を指す呼び名です。社内で情報をどう扱うか、情報システムをどう組み立て、どこへ投じるかまでを一つの立場でまとめて引き受け、方針を立てるだけでなく実行までを任務とします。判定の軸は二つあります。設置されたものが役員という一人の立場なのか、それとも複数人で動く組織なのか。そして受け持つ分野が情報なのか、それ以外なのか。この二つで四つの説明は分かれます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ投資意思決定,資金調達,経理,財務報告を…:設置されたものが役員である点までは合っていますが、受け持つ分野がお金の側にあります。資金をどう集め、どう記録し、どう報告するかを任務とする別の役職の説明です。
- ウ複数のプロジェクトを一元的にマネジメント…:設置されたものが役員ではなく組織です。個々の案件をばらばらに進めず、まとめて見渡して調整する場のことを述べており、一人の立場を指す呼び名の説明にはなりません。
- エ要求されたシステム変更を承認又は却下する…:これも組織であり、しかも受け持つ範囲が変更を通すか通さないかを決めることに絞られています。会社全体の情報の使い方を決めて実行する立場とは、任務の広さが違います。
この問題の用語
- CIO情報化の戦略を立て、企業全体の情報資源への投資効果を最も高める役割の責任者です。日々の運用を指示したり監査したりする立場とは違います。
- 情報システム業務に必要なデータを集め、処理し、伝えるための仕組み全体です。コンピュータや通信網だけでなく、それを使う人や業務の手順も含みます。
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
- 調達必要なシステムや物品を、外部の事業者から手に入れる一連の手続です。情報提供の依頼、提案の依頼、選定、契約の順に進みます。
- プロジェクトある目的のために期間を決めて行う、一回限りの活動。決算処理のように同じ手順を繰り返す定常業務とは区別されます。
- 組織目的を果たすために、人が役割を分けて集まったまとまりのことです。分け方には機能別、事業部制、マトリックスなどの形があります。
出典:平成23年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問75
同じ用語が出る問題
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