平成26年度 秋期 午前 問67
企業活動
CSR調達に該当するもの
CSR 調達に該当するものはどれか。
- アコストを最小化するために,最も安価な製品を選ぶ。
- イ災害時に調達が不可能となる事態を避けるために,調達先を複数化する。
- ウ自然環境,人権などへの配慮を調達基準として示し,調達先に遵守を求める。
- エ物品の購買に当たって EDI を利用し,迅速・正確な調達を行う。
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✓ これが正解ウ自然環境,人権などへの配慮を調達基準として示し,調達先に遵守を求める。
解説
社会的な配慮を調達の基準に据える取組みです。
CSR は Corporate Social Responsibility の頭文字で、企業が社会に対して負う責任を指します。それを調達に持ち込んだ形が CSR 調達で、判定の軸はそこにあります。何のために調達の仕方を工夫しているのか、その目的が自社の都合の側にあるのか、社会に対する配慮の側にあるのかで切れます。費用を抑えることや、災害で止まらないようにすること、手続きを早く正確にすることは、いずれも自社にとって都合のよい効果を狙う話であり、社会への配慮とは別の観点になります。正解にあたるのは、自然環境や人権への配慮を調達の基準として明示し、その基準を取引先にも守らせるという内容です。取引先まで及ぼすのは、部品の作られ方に問題があれば、それを組み込んで世に出す会社まで責任を問われるためです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アコストを最小化するために,最も安価な製品…:費用をなるべく抑えるために、最も安い製品を選ぶという内容です。判断の軸が値段の安さに置かれているため、社会に対してどのような配慮をしているかという話が現れていません。
- イ災害時に調達が不可能となる事態を避けるた…:災害の際に調達ができなくなる事態を避けるため、仕入れ先を複数持つという内容です。事業を止めないための備えとしては大切ですが、環境や人権への配慮とは別の観点になります。
- エ物品の購買に当たって EDI を利用し,…:物品を買うときに EDI を使い、素早く正しく調達を進めるという内容です。手続きの効率を上げる工夫の話であって、社会に対する責任を果たそうとする観点そのものではありません。
この問題の用語
- 調達必要なシステムや物品を、外部の事業者から手に入れる一連の手続です。情報提供の依頼、提案の依頼、選定、契約の順に進みます。
- EDI取引の伝票を決まった形式にそろえて、企業の間でやり取りする仕組みです。注文や請求の手入力が減り、取引を速く正確に進められます。
出典:平成26年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問67
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 科目A 問16:オムニチャネルに関する問題(EDI)
- 令和7年度 科目A 問20:カーボンフットプリントの説明(調達)
- 令和5年度 科目A 問19:CIOの説明(調達)
- 平成28年度 秋期 午前 問74:情報表現規約で規定されるべきもの(EDI)
- 平成28年度 秋期 午前 問65:CSR調達に該当するもの(EDI)
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