令和3年度上期第二種電気工事士筆記試験(午前)(電気技術者試験センター)問11
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
エントランスキャップに関する問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
エントランスキャップの使用目的は。
- イ主として垂直な金属管の上端部に取り付けて,雨水の浸入を防止するために使用する。
- ロコンクリート打ち込み時に金属管内にコンクリートが浸入するのを防止するために使用する。
- ハ金属管工事で管が直角に屈曲する部分に使用する。
- ニフロアダクトの終端部を閉そくするために使用する。
答えと解説
✓ これが正解イ主として垂直な金属管の上端部に取り付けて,雨水の浸入を防止するために使用する。
解説
エントランスキャップは雨水の浸入を防ぐ部品です。
エントランスキャップは、金属管の端に取り付けて、管の中へ雨水が入るのを防ぐ部品です。屋外から建物へ電線を引き込む部分や、垂直に立ち上げた金属管の上端のように、雨が管の中に入り込みやすい場所で使います。水が管内に入ると絶縁が悪くなるため、管の端をふさぎ、電線だけ通す形になっています。
肢を中身で比べます。コンクリート打ち込み時に金属管へコンクリートが入るのを防ぐ使い方は、雨水の防止とは目的が違います。管が直角に曲がる部分に使うのは、曲がり部分をつくる管の部品(ノーマルベンドなど)の役目です。フロアダクト(床に埋める配線用のダクト)の終端を閉じるのは、そのダクト専用の終端部品です。
雨水の浸入を防ぐため垂直な金属管の上端に付ける、とした記述がエントランスキャップの使用目的に合います。名前のキャップ(ふた)と、エントランス(入口)から、管の入口で水を防ぐ部品、と結び付けて覚えられます。
ほかの選択肢の解説
- ロコンクリート打ち込み時に金属管内にコンクリートが浸入するのを防止するために使用する。:コンクリートを打つときに管内への流入を防ぐのは、管端を養生する別の目的の使い方です。エントランスキャップは雨水が入らないよう管の端に付ける部品なので、この説明は合いません。
- ハ金属管工事で管が直角に屈曲する部分に使用する。:直角に曲げる箇所を受け持つのは、ノーマルベンドなど曲がりを作る部品の仕事です。管の端で水を防ぐ役目のエントランスキャップとは、働きが別物です。
- ニフロアダクトの終端部を閉そくするために使用する。:フロアダクトの終端を閉そくするのは、フロアダクト用の終端の部品の役目です。エントランスキャップは金属管の端に付ける部品なので、フロアダクトの終端とは対象が合いません。
出典:令和3年度上期第二種電気工事士筆記試験(午前) 問11(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)