2019年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問4
電気に関する基礎理論
正弦波交流回路に関する問題
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- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ハ
解説
コンデンサでは電流が電圧より90°進む波形です。
この問は、交流回路で電圧と電流の位相(波のずれ)がどうなるかを問う問題です。コンデンサは、電圧が変化する速さに比例した電流が流れる部品です。電圧が0を横切って最も急に変化するときに電流が最大になり、電圧が正の最大のときは変化が止まるので電流は0になります。
電圧vは0°から立ち上がり90°で最大になる波なので、電流は0°で正の最大、90°で0、180°で負の最大になる波形です。つまり、電流は電圧より90°進みます。図では、電流が0°から正の最大でスタートして下がっていく波形がこれに当たります。
他の波形は、電圧と同時に最大になる波形(抵抗だけの回路)、電圧より遅れる波形(コイルの回路)、電圧と逆向きになる波形の3つです。コンデンサ回路では電流が先に進む、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- イ…0°で負の最大,90°で0を上向きに横切り,180°で正の最大になる波形:0°で電流が負の最大になり、90°で0を上向きに横切る波形は、電流が電圧より90°遅れています。これはコイル(誘導性)の回路の特徴で、コンデンサとは逆のずれです。
- ロ…vと同じく0°から始まり90°で正の最大,180°で0,270°で負の最大になる波形:電流が電圧と同時に0になり、同時に最大になる波形は、位相のずれがありません。これは抵抗だけの回路の波形であって、コンデンサのある回路には当てはまりません。
- ニ…0°から負の向きに始まり90°で負の最大,180°で0,270°で正の最大になる波形:電流が0°から負の向きに始まり、電圧の正負と常に逆になる波形は、電圧と180°ずれています。コンデンサ1個の回路では起こらない関係で、90°進みではありません。
出典:2019年度下期第二種電気工事士筆記試験 問4(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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