平成25年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問1
電気に関する基礎理論
電圧に関する問題
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- イ10
- ロ20
- ハ30
- ニ40
答えと解説
✓ これが正解ロ20
解説
a点は0〔V〕、b点は20〔V〕。a-b間は20〔V〕です。
電池が2個つながった回路の電圧は、接地した点を0〔V〕の基準にして、各点の電位(基準からの電気的な高さ)を求めると分かります。a点は2個の電池の接続点で、接地されているので0〔V〕です。電池記号は長い線がプラス側なので、上の電池の上端は+100〔V〕、下の電池の下端は-100〔V〕になります。
20〔Ω〕と30〔Ω〕の抵抗は、この上端と下端の間に直列につながっています。両端の電位差は100+100=200〔V〕、合成抵抗は20+30=50〔Ω〕なので、流れる電流はオームの法則から200÷50=4〔A〕です。b点は上端から20〔Ω〕の抵抗を通った所なので、電圧降下20×4=80〔V〕だけ低くなり、100-80=20〔V〕です。下端から30〔Ω〕を通った側で確かめると、-100+30×4=20〔V〕で一致します。
したがってa点が0〔V〕、b点が20〔V〕で、a-b間の電圧は20〔V〕です。覚え方は、接地点を0〔V〕とおいて、電池の電圧から抵抗の電圧降下を引いていく、です。
ほかの選択肢の解説
- イ10:10〔V〕は、この回路の計算に出てくる値のどれにも当たりません。電流4〔A〕、20〔Ω〕側の降下80〔V〕、30〔Ω〕側の降下120〔V〕のどこからも、10〔V〕は導けません。
- ハ30:30〔V〕も、電流と二つの抵抗から求める途中の値には現れず、導けません。30という数は抵抗の30〔Ω〕と同じなので、抵抗の値と電圧の値を取り違えないよう注意が要ります。
- ニ40:40〔V〕も導けない値です。a点を基準にしたb点の電位は、上の電池の側から数えても下の電池の側から数えても20〔V〕で一致し、40〔V〕になる数え方は見当たりません。
出典:平成25年度上期第二種電気工事士筆記試験 問1(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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