平成22年度第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問20
電気工事の施工方法
金属管工事に関する問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
金属管工事による低圧屋内配線の施工方法として、不適切なものは。
- イ太さ25〔mm〕の薄鋼電線管に断面積8〔mm²〕の600V ビニル絶縁電線3本を引き入れた。
- ロボックス間の配管でノーマルベンドを使った屈曲箇所を2箇所設けた。
- ハ薄鋼電線管とアウトレットボックスとの接続部にロックナットを使用した。
- ニ太さ25〔mm〕の薄鋼電線管相互の接続にコンビネーションカップリングを使用した。
答えと解説
✓ これが正解ニ太さ25〔mm〕の薄鋼電線管相互の接続にコンビネーションカップリングを使用した。
解説
コンビネーションカップリングは鋼管と可とう管をつなぐ継手です。
金属管工事(鋼製の管に電線を通す工事)では、管どうしの接続、ボックスとの接続、管の曲げ、電線の本数などに決まりがあります。
管どうしの接続に使うのは、同じ種類の管をつなぐカップリングです。コンビネーションカップリングは、鋼製電線管と、金属製可とう電線管(曲げられる管)という種類の違う管をつなぐ継手なので、薄鋼電線管どうしの接続に使うのは不適切です。
他の記述は適切です。断面積8〔mm²〕の電線3本は、太さ25〔mm〕の薄鋼電線管に収められる組合せとして扱われます。管とアウトレットボックスの接続部では、ロックナットで締め付けて固定します。ボックス間の配管でノーマルベンド(直角の曲がり)を2箇所設けた程度は、電線の引き入れに支障がありません。
覚え方は、コンビネーションは種類の違う管をつなぐ継手、です。
ほかの選択肢の解説
- イ…に断面積8〔mm²〕の600V ビニル絶縁電線3本を引き入れた。:太さ25〔mm〕の薄鋼電線管に断面積8〔mm²〕の600Vビニル絶縁電線を3本入れる組合せは、管の太さとして認められている範囲で、無理なく引き入れられます。不適切な施工ではありません。
- ロボックス間の配管でノーマルベンドを使った屈曲箇所を2箇所設けた。:ボックス間でノーマルベンドによる屈曲を2箇所設ける程度は、電線の引き入れに支障が出ない範囲です。屈曲が多すぎる場合は問題になりますが、2箇所で不適切とはされません。
- ハ薄鋼電線管とアウトレットボックスとの接続部にロックナットを使用した。:薄鋼電線管をアウトレットボックスに接続する部分では、ロックナットでボックスに締め付けて固定するのが一般的な施工です。不適切な施工には当たりません。
出典:平成22年度第二種電気工事士筆記試験 問20(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)