令和3年度下期第二種電気工事士筆記試験(午前)(電気技術者試験センター)問23
電気工事の施工方法
金属管工事に関する問題
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金属管工事による低圧屋内配線の施工方法として,不適切なものは。
- イ太さ25 mm の薄鋼電線管に断面積8 mm²の600V ビニル絶縁電線3 本を引き入れた。
- ロ太さ25 mm の薄鋼電線管相互の接続にコンビネーションカップリングを使用した。
- ハ薄鋼電線管とアウトレットボックスとの接続部にロックナットを使用した。
- ニボックス間の配管でノーマルベンドを使った屈曲箇所を2 箇所設けた。
答えと解説
✓ これが正解ロ太さ25 mm の薄鋼電線管相互の接続にコンビネーションカップリングを使用した。
解説
金属管相互の接続に、コンビネーションカップリングは不適切です。
金属管工事では、金属管どうしや管とボックスをつなぐ部品が、つなぐ相手ごとに決まっています。
コンビネーションカップリングは、金属管と、可とう電線管(金属製・合成樹脂製)など種類の違う管をつなぐための部品です。同じ金属管どうしをつなぐには、カップリング(ねじ付きとねじなしの別があります)を使います。したがって、薄鋼電線管相互の接続にコンビネーションカップリングを使う施工が不適切です。
他の施工は適切です。管とアウトレットボックスの接続部は、ロックナットで締めて固定します。ボックス間の配管で、ノーマルベンド(直角に曲がった管の部品)による曲がりを2箇所設けるのは、屈曲箇所が4箇所以下で合計の角度が270度以下という目安の範囲内です。25 mm の管に8 mm²の電線3本は、管の太さに対して本数が少なく収まります。 覚え方は、コンビネーション=種類の違う管をつなぐ、同じ金属管どうしはカップリング、です。
ほかの選択肢の解説
- イ…に断面積8 mm²の600V ビニル絶縁電線3 本を引き入れた。:25 mm の薄鋼電線管に8 mm²のビニル絶縁電線を3本引き入れる施工は、管の太さに対して本数が少なく、電線の断面積の合計が管の内断面積の一定割合以下に収まるので適切です。
- ハ薄鋼電線管とアウトレットボックスとの接続部にロックナットを使用した。:薄鋼電線管とアウトレットボックスの接続部にロックナットを使うのは、管をボックスに固定する通常の施工です。ボックスの内側と外側から管を締めて固定するので、適切です。
- ニボックス間の配管でノーマルベンドを使った屈曲箇所を2 箇所設けた。:ボックス間の配管でノーマルベンドによる屈曲箇所を2箇所設けるのは、屈曲が多すぎない範囲(4箇所以下・合計270度以下)に収まります。通常の施工で、不適切ではありません。
出典:令和3年度下期第二種電気工事士筆記試験(午前) 問23(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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