令和2年度 10月 午前 問63
システム戦略
SOAの説明
SOA の説明はどれか。
- ア会計,人事,製造,購買,在庫管理,販売などの企業の業務プロセスを一元管理することによって,業務の効率化や経営資源の全体最適を図る手法
- イ企業の業務プロセス,システム化要求などのニーズと,ソフトウェアパッケージの機能性がどれだけ適合し,どれだけかい離しているかを分析する手法
- ウ業務プロセスの問題点を洗い出して,目標設定,実行,チェック,修正行動のマネジメントサイクルを適用し,継続的な改善を図る手法
- エ利用者の視点から業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって,業務プロセスとの対応付けや他ソフトウェアとの連携を容易にする手法
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✓ これが正解エ利用者の視点から業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって,業務プロセスとの対応付けや他ソフトウェアとの連携を容易にする手法
解説
業務機能を独立した部品に分けて組み合わせる手法です。
サービス指向アーキテクチャは、大きな業務システムを一枚岩の仕組みで作るのではなく、機能を独立した部品に切り出し、その部品を必要に応じて組み合わせて業務プロセスを組み立てるという設計の考え方です。ですからこの手法の説明を選ぶときは、部品への切り分けと、その部品同士の組合せやすさに触れているかどうかで見分けます。部品を独立させれば、業務プロセスとの対応付けが素直に取れ、他の仕組みからも同じ部品を呼び出せます。設問の説明は、利用者の視点で機能を独立した部品として切り出し、業務プロセスとつなげたり他のソフトウェアから連携させたりしやすくすると述べており、この切り分けと組み合わせの考え方をそのまま述べたものです。ほかの選択肢はどれも、統合や比較や継続改善という別の目的をもった手法で、部品化と組合せを軸にしたものではありません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア会計,人事,製造,購買,在庫管理,販売な…:会計、人事、製造、購買、在庫管理、販売などの業務プロセスを一元管理して、業務の効率化や経営資源の全体最適を図る手法だと書かれています。基幹業務をひとつの仕組みで束ねる ERP の説明で、独立した部品に分けて組み合わせる形とは向きが逆です。
- イ企業の業務プロセス,システム化要求などの…:業務プロセス、システム化要求などのニーズと、ソフトウェアパッケージの機能性がどれだけ適合し、どれだけかい離しているかを分析する手法だと書かれています。既製のパッケージとの差を洗い出す作業で、部品化を軸にした設計の考え方ではありません。
- ウ業務プロセスの問題点を洗い出して,目標設…:業務プロセスの問題点を洗い出して、目標設定、実行、チェック、修正行動のマネジメントサイクルを適用し、継続的な改善を図る手法だと書かれています。運用の管理を回し続ける枠組みの説明で、機能を部品として切り出す設計の話とは別の目的です。
この問題の用語
- 業務プロセス仕事の目的を果たすまでの一連の手順のこと。RPAなどを導入する前に、全体を見える形にして見直すことが大切とされます。
- 会計お金の動きを記録し、まとめて報告する仕事のことをいいます。在庫の評価のしかたなど、決められた方法に従って計算します。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- 改善悪いところを直して、より良い状態にすること。一度で終わらせず、計画・実行・評価・見直しを繰り返して続けるのが基本です。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問63
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問62:SOAの説明(会計)
- 令和7年度 春期 午前 問65:ビジネス分析の達成目標の一つ(業務プロセス)
- 令和6年度 秋期 午前 問67:SCMの目的(会計)
- 令和6年度 秋期 午前 問62:オープンデータバイデザインの問題(業務プロセス)
- 令和4年度 春期 午前 問62:SOAの説明(会計)
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