平成30年度 春期 午前 問68
企業活動
現在の動向から未来を予測したり,システム分析に使用したりする手法であり,専門的知識や経験を有する複数の人にアンケート調査を行い,その結果を互いに参照した上で調査を繰り返して,集団としての意見を収束させる手法はどれか。
- ア因果関係分析法
- イクロスセクション法
- ウ時系列回帰分析法
- エデルファイ法
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✓ これが正解エデルファイ法
解説
専門家に繰り返し聞いて意見をそろえます。
設問は、複数の専門家に調査を繰り返して集団としての意見を収束させる手法の名前を選ばせています。軸になるのは、その手法が何を材料にしているかという点です。設問の文には数字もデータも一つも出てきません。出てくるのは、専門的知識や経験を有する複数の人という材料と、結果を互いに参照した上で調査を繰り返すという手順と、集団としての意見を収束させるという目的の三つです。材料が人の見立てであり、しかも一度で終わらせず、集計した結果を全員に返してもう一度尋ねる点が、この手法の形をそのまま表しています。当てはまるのはデルファイ法です。過去のデータが手元に無い題材で使う道具だ、と場面ごと覚えておくと選びやすくなります。残りの三つは、いずれも既にある数字を材料にする手法の名前です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア因果関係分析法:原因と結果の結び付きをデータから追う手法の名前です。材料になるのは観測された数字であり、知識や経験を持つ人に尋ねて回るという手順をそもそも持ちません。
- イクロスセクション法:ある一時点で集めた横断的なデータを切り口ごとに比べる手法の名前です。時間を追って同じ相手に繰り返し尋ねるのではなく、そろえた数字を突き合わせます。
- ウ時系列回帰分析法:過去から並んだ数字に回帰式を当てはめ、その延長として先を見積もる手法の名前です。当てはめるべき過去のデータが存在しない題材では、そもそも手が付きません。
この問題の用語
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問68
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