平成26年度 春期 午前 問70
経営戦略
バランススコアカードの説明
バランススコアカードを説明したものはどれか。
- ア外部環境と内部環境の視点から,自社にとっての事業機会を導き出す手法
- イ計画,行動,評価,修正のサイクルで,戦略実行の管理を行うフレームワーク
- ウ財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長の視点から,経営戦略の立案と実行を支援する手法
- エビジネス戦略を実現するために設定した,業務プロセスをモニタリングする指標
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✓ これが正解ウ財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長の視点から,経営戦略の立案と実行を支援する手法
解説
四つの視点を釣り合わせる枠組みです。
設問はバランススコアカードの説明を選ばせています。名前にあるバランスは、四つの視点の釣り合いを指します。財務の数字だけを追うと、人材の育成や顧客との関係のように、効き目が遅れて現れるものが切り捨てられます。そこで、財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長という四つの視点を並べ、経営戦略の立案と実行を支えるのがこの手法です。四つは横並びではなく、学習と成長が業務のやり方を支え、それが顧客の満足につながり、最後に財務の数字となって表れる、という下から上への関係で結ばれています。ですから見分ける軸は、財務以外の視点が三つそろっているかどうかです。四つあるという数だけを目印にすると外します。残りの三つは、内と外を見比べる分析、時間の回し方を表す枠、そして測る物差しそのものであり、この四つの視点を挙げていません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア外部環境と内部環境の視点から,自社にとっ…:外部の環境と内部の環境を見比べて、自社にとっての事業機会を導き出す手法です。区分は四つありますが、その並びは内と外の掛け合わせであって、財務や顧客といった視点の組ではありません。
- イ計画,行動,評価,修正のサイクルで,戦略…:計画、行動、評価、修正を繰り返して戦略の実行を管理する枠組みです。示しているのは時間に沿った回し方で、何を見るかという視点を並べたものではありません。
- エビジネス戦略を実現するために設定した,業…:戦略を実現するために設定する、業務を測るための指標そのものの説明です。四つの視点それぞれにこうした指標を置きますが、設問が問うているのは指標を並べる側の枠組みです。
この問題の用語
- 業務プロセス仕事の目的を果たすまでの一連の手順のこと。RPAなどを導入する前に、全体を見える形にして見直すことが大切とされます。
- モニタリング活動が決めたとおり行われているかを継続して監視すること。システムの稼働や計画の進み具合を見て、異常やずれに早く気づくために行います。
出典:平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問70
同じ用語が出る問題
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