平成24年度 秋期 午前 問48
開発技術
SOAに関する問題
SOA(Service Oriented Architecture)の説明はどれか。
- アWeb サービスを利用するためのインタフェースやプロトコルを規定したものである。
- イXML を利用して,インターネット上に存在する Web サービスを検索できる仕組みである。
- ウ業務機能を提供するサービスを組み合わせることによって,システムを構築する考え方である。
- エサービス提供者と委託者との間でサービスの内容,範囲及び品質に対する要求水準を明確にして,あらかじめ合意を得ておくことである。
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✓ これが正解ウ業務機能を提供するサービスを組み合わせることによって,システムを構築する考え方である。
解説
SOA は業務単位の部品を組み合わせる考え方です。
SOA はサービス指向アーキテクチャと訳されます。末尾のアーキテクチャは、組み立て方や考え方を指す語ですから、特定の規約でも製品でもありません。受注する、在庫を引き当てる、請求する、といったように、業務の単位でソフトウェアを部品に切り分けておき、新しい業務が必要になったら、既にある部品をつなぎ替えて組み上げる。これが SOA の考え方です。技術の都合ではなく業務の都合で切り分けるところが要点で、そのおかげで、並ぶ部品の名前が現場の言葉になります。利点は業務の変化に追随しやすいことで、欠点は部品どうしの呼び出しが増えて処理が遅くなりやすいことです。残る三つは、この考え方を支える道具か、あるいは運用の上での取り決めについての説明です。設問が聞いているのがどの層の話なのかを、記述ごとに確かめてください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アWeb サービスを利用するためのインタフ…:Web サービスを呼び出すためのインタフェースやプロトコルの規約についての記述です。考え方を実際に動かすときに使う道具の一つであって、組み立て方そのものではありません。
- イXML を利用して,インターネット上に存…:XML を使って、インターネット上にある Web サービスを検索できる仕組みについての記述です。これも登録と検索を受け持つ道具の一つで、システムの組み立て方を述べたものではありません。
- エサービス提供者と委託者との間でサービスの…:内容と範囲と品質の要求水準をあらかじめ明確にし、合意を得ておくという記述です。名前にサービスが入るので紛れますが、サービスレベルについての取り決めであって設計思想ではありません。
この問題の用語
- サービスレベル顧客に約束するサービスの水準。満足度や稼働率のように、具体的に測れる形で決めておくのが決まりになっています。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問48
同じ用語が出る問題
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- 平成24年度 秋期 午前 問65:RFIの説明(サービスレベル)
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