平成28年度 秋期 午前Ⅱ 問25
システム開発技術
SOAに関する問題
SOA(Service Oriented Architecture)の説明はどれか。
- アWeb サービスを利用するためのインタフェースやプロトコルを規定したものである。
- イXML を利用して,インターネット上に存在する Web サービスを検索できる仕組みである。
- ウ業務機能を提供するサービスを組み合わせることによって,システムを構築する考え方である。
- エサービス提供者と顧客との間でサービスの内容,範囲及び品質に対する要求水準を明確にして,あらかじめ合意を得ておくことである。
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✓ これが正解ウ業務機能を提供するサービスを組み合わせることによって,システムを構築する考え方である。
解説
SOA は業務機能のサービスを組み合わせてシステムを作る考え方です。
SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、業務の機能を、ネットワークを通じて呼び出せるサービスという単位で作り、それらを組み合わせてシステムを構築する考え方です。サービスどうしを疎結合にしておくことで、業務が変わったときに必要なサービスだけを組み替えたり、同じサービスを別のシステムで再利用したりしやすくなります。見分ける軸は、記述が特定の技術や手順を説明しているのか、システムの作り方の考え方を説明しているのかです。SOA は個別の規格ではなく設計の考え方であり、Web サービスの技術はそれを実現する手段の一つにすぎない、と区別して覚えると選びやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アWeb サービスを利用するためのインタフ…:Web サービスを利用するためのインタフェースやプロトコルを規定したものは、Web サービスを実現するための個別の技術仕様の説明です。SOA はそうした仕様ではなく、サービスを組み合わせてシステムを作る考え方を指します。
- イXML を利用して,インターネット上に存…:XML を利用してインターネット上の Web サービスを検索できる仕組みは、サービスを登録して探すための技術の説明です。SOA を実現する場面で使われることはあっても、SOA そのものの説明ではありません。
- エサービス提供者と顧客との間でサービスの内…:サービスの提供者と顧客の間で、サービスの内容や範囲、品質の要求水準を明確にして合意しておくことは、SLA の説明です。サービスの品質に関する取り決めであり、システムの構築の考え方である SOA とは別物です。
この問題の用語
- SLA提供する側と受ける側で、どの水準まで満たすかをあらかじめ取り決めた合意。緊急時の手順や、守れなかったときの扱いも決めておきます。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問25
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