平成21年度 春期 午前 問59
システム監査
監査証跡に関する問題
情報システムの安全性のコントロールに関係する監査証跡はどれか。
- アCPU の性能評価レポート
- イアクセスログ
- ウ計算チェックプログラムの単体テストの結果報告書
- エソフトウェア導入の費用対効果分析表
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✓ これが正解イアクセスログ
解説
誰がいつどこへアクセスしたかを追跡できる記録を選びます。
この設問は、情報システムの安全性のコントロールに関係する監査証跡として、四つの記述から適切なものを選ばせています。ですから、選び方の軸は、その記録が、後から誰がいつどの資源に接続したかを追跡できるという安全面の証拠として使えるものか、それとも性能面・単体機能面・費用対効果面の記録に当たるのか、という一点で見分けます。求められているのは、システムに対して行われた接続や操作の履歴を、時刻と主体、対象の組で残していく記録です。安全性のコントロールが働いていたか、あるいは異常な接続の跡がないかを後から追跡できるという意味で、直接の証拠として使えます。したがって、アクセスの履歴を残す記録を挙げているものが、この用途と合います。他の三つは、処理速度や資源消費を評価する記録、機能の単体動作を確かめる試験の記録、費用と効果の対比を計算する分析の記録に対応し、いずれも安全面の追跡に使う証拠とは属す観点が違います。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アCPU の性能評価レポート:CPU の性能評価レポートと述べています。これは処理速度や資源消費の状況を評価する性能面の記録で、誰がいつ何に接続したかという安全面の追跡に使える証拠とは、記録が取られている観点が違います。
- ウ計算チェックプログラムの単体テストの結果…:計算チェックプログラムの単体テストの結果報告書と述べています。これは特定の機能単位の動作を確かめる試験の記録で、システムに対する接続や操作の履歴を残す証跡とは、記録される対象と目的が違います。
- エソフトウェア導入の費用対効果分析表:ソフトウェア導入の費用対効果分析表と述べています。これは費用と効果を対比して意思決定を助ける分析の記録で、システムに対する接続の跡を後から追跡する用途の証跡とは、扱う情報の種類が違います。
この問題の用語
- アクセスログ誰がいつどの情報に触れたかを残しておく記録のことです。利用状況の把握や障害の調査、サイトの改善などに役立ちます。
- 情報システム業務に必要なデータを集め、処理し、伝えるための仕組み全体です。コンピュータや通信網だけでなく、それを使う人や業務の手順も含みます。
- コントロール目的どおりに業務が進むように組み込む、決まりや点検、仕組みのことです。監査では、その整備と運用の状況が評価されます。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問59
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問60:コントロールに関する問題(コントロール)
- 令和7年度 春期 午前 問58:ウォークスルー法の説明(コントロール)
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