平成24年度 秋期 午前 問59
システム監査
入力チェックに関する問題
業務システムの利用登録をするために,利用者登録フォーム画面(図 1)から登録処理を行ったところ,エラー画面(図 2)が表示され,再入力を求められた。このコントロールはどれか。
〔図1 利用者登録フォーム画面〕(画面の枠と項目を読み取って書き起こした) ┌─────────────────┐ │ 利用者登録フォーム │ ├─────────────────┤ │ 氏名 : [ ] │ │ 郵便番号: [ ] │ │ 住所 : [ ] │ │ 生年月日: [ ] │ │ │ │ [ 登録処理 ] │ └─────────────────┘ 〔図2 エラー画面〕(同上) ┌─────────────────┐ │ エラー │ ├─────────────────┤ │ ・郵便番号は半角数字で入力して下さい。 │ │ ・住所は必ず入力して下さい。 │ │ ・生年月日は西暦で入力して下さい。 │ │ │ │ [ 確認 ] │ └─────────────────┘
- アアクセスコントロール
- イエディットバリデーションチェック
- ウコントロールトータルチェック
- エプルーフリスト
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✓ これが正解イエディットバリデーションチェック
解説
入力値の形をその場で調べる仕組みです。
この設問は、エラー画面に並んだ三行がそのまま根拠になっています。三行はどれも、入力された値そのものの形を咎めています。郵便番号を半角数字でと求める行は文字の種類を、住所を必ず入力してと求める行は空欄でないかどうかを、生年月日を西暦でと求める行は決めた書式かどうかを見ています。つまり、受け付ける前に値の形と範囲を調べる入力チェックが働いた場面です。これに当たるのが、エディットバリデーションチェックという名前の仕組みです。前半は形を整えるという意味、後半は妥当かどうかを確かめるという意味ですから、名前がそのまま中身を表しています。残る三つは、働く時が違うか、見ている対象が違います。いつ、何を見る仕組みなのかという二つの軸で、記述ごとに並べ直してください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アアクセスコントロール:誰がどの資源を使ってよいかを制御する仕組みです。この画面は権限を咎めておらず、あなたには使う資格がないという趣旨の表示も出ていませんので、場面が合いません。
- ウコントロールトータルチェック:件数や金額の合計をあらかじめ数えておき、処理した後の合計と突き合わせて、取りこぼしや二重処理を見つける仕組みです。まとめて処理する場面のもので、一件ずつの欄は見ません。
- エプルーフリスト:入力した内容を一覧に印字し、後から元の伝票と目で照らし合わせるやり方です。これも入力の段階の統制ですが、画面がその場で受け付けずに突き返すという仕組みではありません。
この問題の用語
- 業務処理統制個々の業務の処理が正しく行われるよう、中に組み込む統制です。入力した値と原票を突き合わせる手続が、その一例です。
- コントロールトータルチェック送る側と受け取る側で件数や金額の合計を照合し、受け渡しの正しさを確かめる方法です。合わない箇所があれば、抜けや重複が分かります。
出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問59(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 春期 午前 問60:業務処理統制に該当するもの(業務処理統制)
- 令和5年度 秋期 午前 問60:ITへの対応に関する問題(業務処理統制)
- 平成25年度 秋期 午前 問62:ITガバナンスに関する問題(業務処理統制)
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