令和8年度 北海道 午後 問18
人体の働きと医薬品
うっ血性心不全に関する問題
医薬品の副作用として現れる循環器系の症状等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a うっ血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して、息切れ、疲れやすい等の症状を示す疾患である。
b 不整脈とは、心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態である。
c 不整脈は、代謝機能の低下によって発症リスクが高まることがある。
d 高血圧の診断を受けている人は、心臓や血管に悪影響を及ぼす可能性が高い医薬品を使用してはならない。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 正
- 2誤 正 正 正
- 3正 誤 正 正
- 4正 正 誤 正
- 5正 正 正 誤
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✓ これが正解1正 正 正 正
解説
a〜dはすべて正しい記述
手引き第2章の症状からみた主な副作用のうち、うっ血性心不全と不整脈、循環器系の持病がある人への注意の範囲で判断します。
aは正しい記述です。うっ血性心不全は、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出せなくなり、肺に血液が貯留して、息切れや疲れやすさ、足のむくみなどを示す疾患です。bも正しく、不整脈は、心筋の自動性や興奮伝導の異常によって心臓の拍動リズムが乱れる病態です。cも正しく、不整脈は代謝機能の低下によって発症リスクが高まることがあるため、腎機能や肝機能の低下、併用薬との相互作用などに注意が必要です。dも正しく、高血圧や心臓病などの循環器系疾患の診断を受けている人は、心臓や血管に悪影響を及ぼす可能性が高い医薬品を使ってはならないとされています。
したがって、a・b・c・dのすべてを正とする組み合わせが正解です。4つとも手引きの文に沿った記述で、どれかに誤りがあるはずと思い込まず、一つずつ文の中身で判断することが大切です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2誤 正 正 正:aを誤としていますが、心臓が必要な量を送り出せず肺に血液がたまる病気という説明で、正しい記述です。ほかの記述の正誤は正解と一致しています。
- 3正 誤 正 正:bを誤としていますが、心筋の自動性や興奮伝導の異常で拍動のリズムが乱れる状態なので、正しい記述です。
- 4正 正 誤 正:cを誤としていますが、代謝機能が落ちると不整脈のリスクが上がることがあるとされ、正しい記述です。ほかの記述の正誤は正解と一致しています。
- 5正 正 正 誤:dを誤としていますが、循環器系疾患の診断がある人は心臓・血管に悪影響の大きい薬を使えないので、正しい記述です。
出典:令和8年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問18(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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