令和4年度 北海道 午後 問29
薬事関係法規・制度
栄養機能表示との関係
食品表示基準に基づく栄養機能食品における栄養成分と栄養機能表示との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。
栄養成分 栄養機能表示
a パントテン酸 ― パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
b ビタミンB1 ― ビタミンB1は、たんぱく質からのエネルギーの産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
c 鉄 ― 鉄は、赤血球の形成を助ける栄養素です。鉄は、多くの体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける栄養素です。
d ビタミンE ― ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
- 1(a、c)
- 2(a、d)
- 3(b、c)
- 4(b、d)
答えと解説を見る
✓ これが正解2(a、d)
解説
aとdが正しい。bはビタミンB6の、cは銅の表示文
栄養機能食品の栄養機能表示は、食品表示基準で栄養成分ごとに定められた文で判断します。手引き第4章の保健機能食品等の食品の項でも扱われています。文の一部だけ別の成分の文に入れ替えた記述に注意します。
aは正しい組み合わせです。パントテン酸の表示は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です、という文です。dも正しい組み合わせで、ビタミンEは、抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
bは誤りです。ビタミンB1の表示は、炭水化物からのエネルギーの産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です、という文です。たんぱく質からのエネルギーの産生とするのは、ビタミンB6の表示です。cも誤りです。鉄の表示は、赤血球を作るのに必要な栄養素です、という文です。赤血球の形成を助け、多くの体内酵素の正常な働きと骨の形成を助けるという文は、銅の表示です。
したがって、aとdを選ぶ組み合わせが正解です。B1は炭水化物、B6はたんぱく質、と二つのビタミンを対にして覚えると取り違えを防げます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1(a、c):パントテン酸のaは合っていますが、cが当てはまりません。酵素や骨に触れた二文目を含む表示は銅に定められたもので、鉄に決められているのは赤血球づくりに必要だという一文だけです。
- 3(b、c):bとcはどちらも別の成分の文と入れ替わっています。たんぱく質からのエネルギー産生はビタミンB6、体内酵素と骨の形成は銅の表示です。
- 4(b、d):ビタミンEのdは合っていますが、bが当てはまりません。B1の文でエネルギーの産生のもととして書かれるのは炭水化物で、たんぱく質を挙げた文は別のビタミンに定められたものです。
出典:令和4年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問29(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)