令和3年度 北海道 午後 問97
薬事関係法規・制度
プソイドエフェドリンに関する問題
「濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品」として、平成26年厚生労働省告示第252号で指定されている成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a トリメトキノール
b ノスカピン
c プソイドエフェドリン
d カフェイン
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 誤 正 正
- 2誤 誤 誤 正
- 3誤 正 正 誤
- 4誤 誤 正 正
- 5誤 誤 正 誤
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✓ これが正解5誤 誤 正 誤
解説
4つのうち指定成分はプソイドエフェドリンだけ
手引き第4章の濫用等のおそれのある医薬品と、平成26年厚生労働省告示第252号で判断します。出題当時、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品の成分は、エフェドリン、コデイン、ジヒドロコデイン、ブロモバレリル尿素、プソイドエフェドリン、メチルエフェドリンの6つ(その水和物及びそれらの塩類を含む)でした。これらの成分を含む医薬品を販売する際は、若年者の氏名・年齢や他店での購入状況などの確認が求められます。
aのトリメトキノールは、気管支を広げるアドレナリン作動成分ですが、指定された成分には含まれていません。誤りです。bのノスカピンは、中枢に作用して咳を抑える非麻薬性の鎮咳成分ですが、指定された成分ではありません。誤りです。cのプソイドエフェドリンは、鼻炎用内服薬などに配合されるアドレナリン作動成分で、指定された成分の一つです。正しいものです。dのカフェインは、眠気防止薬などに配合される成分ですが、指定された成分には含まれていません。誤りです。
したがって、a誤・b誤・c正・d誤の組み合わせが正解です。エフェドリンの仲間3つ、コデインの仲間2つ、ブロモバレリル尿素1つ、と系統で6つをまとめて覚えておくと判断できます。
出題当時は濫用等のおそれのある医薬品として上記の6成分が指定されていました。現在は令和7年の法改正(令和8年5月1日施行)により指定濫用防止医薬品の制度となり、令和8年厚生労働省告示第32号でジフェンヒドラミンとデキストロメトルファンを加えた8成分(外用剤を除く)が指定されています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 誤 正 正:トリメトキノールは気管支を広げる成分、カフェインは眠気を防ぐ成分として使われますが、どちらも指定された6成分には入っていません。
- 2誤 誤 誤 正:cを誤り、dを正しいとしている点が違います。プソイドエフェドリンは指定された成分の一つであり、カフェインは指定の対象ではありません。
- 3誤 正 正 誤:ノスカピンは麻薬性でない咳止めの成分で、指定された6成分の中にはありません。これを正しいとした点が違います。
- 4誤 誤 正 正:ほかの判定は合っていますが、眠気防止薬などに使われるカフェインを正しいとした点で外れます。カフェインは指定された6成分に含まれていません。
出典:令和3年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問97(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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